Dec 31, 2008

初ベビ??

年末の気忙しい中、皆さんいかがお過ごしですか?

こちらは全く、いつもと同じです。
いつもと同じ時間に店に来て、掃除して、準備して、パソコンに向かっています。違うことと言えば、両隣の店が揃ってお休み、ということぐらい。別に年末年始だからと言って行く所はないし、もちろん行きたい所は山ほどあるけれど、お金とチビが許さない。それに店を閉めて家で休んでいても、結局家事育児に追い回されるだけだし、ならばいっそのこと店を開けて夫にチビを預け、1円でも稼いだ方がよっぽど有意義だ、ということで一生懸命(??)仕事しています。

お暇な方は、是非遊びに来てください。

さて、天気はいいのに外を歩く人はまばらで、でも初詣が始まるとこの裏通りも大変な人込みになるらしい。神様仏様がごちゃ混ぜな日本の風習を一蹴するチベット仏教徒の夫は、もちろん日本の神社やお寺ではお参りしない。まぁ、ごもっともで.....。私はと言えば、小さい頃は紅白が終わった後、近所のお寺へ家族で行き、お参りもそこそこに夜店で「ベビーカステラ」を買ってほお張っていた。そう、お参りなんてどうでもよく、ただただ夜店に行きたかっただけ。そして夜通し深夜映画を観て、眠気眼の新年を迎える。成長するにつれ、友達同士で初詣に行くようになり、社会人になってからは、異国の怪しい裏通りの安ホテルで、持ち帰りの怪しい何かを食べたりしていた。

神社仏閣教会が盛り沢山の鎌倉、新参者でうるさいチベット仏教徒の夫がいる家族は、どこへ行こうか?それとも行かないか?う~ん、「ベビカス」食べたいなぁ~~。

そんなこんなでまとまりませんが、よいお年を~♪♪

Dec 30, 2008

どっちがケチ??

夕べ、いつものようにHPの更新を一人ムシムシやっていたら、突然手元が暗くなった。そう、真上の電球が切れたのだ。しかもよくある「ためらい期間」など全く無く、突然ブチッと切れた。さぁ大変、これじゃぁ営業に差し支えると急いで電球を外して型番を調べてみると、何これ、なんか随分お高そうな電球(?)だこと。

この店の内装は、和服のリサイクル店をしていた前のオーナーから格安で譲ってもらった。だから半分畳になっていて、和と蔵(チベットのこと)の調和がおもしろいかなと、そのまま使っている。照明一つとっても、前オーナーのこだわりがあちこちにあり、店を開店する際にほとんど改装しないで済んだ。ただ、こだわりのモノは、高い....。この電球、ネットで調べたら上は2000円台から下は530円と、いずれにしてもいいお値段だ。しかも、うちがよく消耗品で利用する格安店では、取り寄せで10個8900円からと、面倒なことになっている。

もうひとつ面倒なことは、年末真っ只中なこと。30日から休業の店も多く、年末年始は休まない予定のうちの店は、更に休業の店が増えるお正月前に手に入れるしかない。さて、こうなると情報源はネット頼み。調べに調べ上げて、値段も手頃で年内にゲットできそうな店が見つかった。1個530円で、30日までは営業しているという。なんとか滑り込めそうだ。

そこでもうひとつ、懸案事項が出た。5250円以上お買い上げは、送料無料。ネット通販をやっている私が言うのもなんなんだが、せっかくお得な店を見つけたのに、送料を払うのはなんだか悔しい。しかしこの単価だと、最低10個は買わなければならない。この電球を使うのは店内で2箇所だけ。開業から今まで一度も切れなかったとなると、約1年は持つことになる。そうなると10個はざっと5年分。5年ねぇ~、まぁ腐ることは無いけれど、5年も寝かせておくのはチョット......。なら、諦めて送料を払えばいいのだが、送料は525円と電球とほぼ同じ金額。なんか嫌な感じでしょう?さぁ、どうしよう、時間が無い~。

もし夫に聞いたら、彼は間違いなく2個買って、送料を払えと言うだろう。なぜならいつもスーパーに行って、例えば私の大好きなパンが半額だったとすると、私は必ず2個、もしくはそれ以上買おうとする。だって半額なんだから、いつもの金額で2個食べれるんだもん、ラッキー!と考える。しかし夫は、半額で買えるということは半額分のお金がセーブ出来る、オトク!と考える。お店にとっては私みたいなアホタレがありがたいだろうが、夫の言うことはたぶん正しい。でもねぇ~、それじゃぁなんだかつまんないじゃない。

今回はうるさい夫はもう家に帰ってしまったため、決定権は私にある。(まぁ、いつも夫の言うことなんか聞かないけどね.....。)しかしさすがの私も、5年も先のことは考えられない。他に欲しい電球も無いし.....とグダグダ考えながら、ようやく6個で手を打った。6個と言うのは、代引き手数料がタダになる個数。3年分だし、まぁこの辺が妥当でしょう。明日の昼には着くそうで、なんとか年内に間に合った。

さて、あなたならどうする???

Dec 26, 2008

ビロビロ~~

1ヶ月以上もの間、毎日ラジオから聴かされ続けたクリスマスソングがぱたりと止んだかと思うと、手足も凍える大寒波がやってきて、朝からブルブルしていた。『今日やらずして、いつやるのだ!』と自分を叱咤しながら寒風吹きすさぶ中、朝からハンマー片手に店の入り口に防寒用の「暖簾」を取り付ける作業をした。

凍える手をこすりながらも、2時間程で完成した。冬に中国を旅したことがある人は、たぶんいたる所で見かけただろう。「超市」と呼ばれるスーパーやレストランの入り口などに、決まってぶら下がっているビニル製の暖簾。私はいつも「中国のビロビロ」と呼んでいたが、この暖簾、かなりの優れもので、厚さ5mmほどの重いビニルのシートが、防風防寒に非常に効果がある。

うちの店は、通常は入り口の扉を開けている。なぜなら、入り口を閉めてしまうと中の様子があまりよく見えないせいか、お客さんが気味悪がって(?)なかなか入ってきてくれない。しかし、冬場扉を開け放しておくと暖房が全く効かず、せっかく勇気を振り絞って入ってきてくれたお客さんが凍えかねない。どうしよう、と考えていたところ、ふと、この「ビロビロ」のことを思い出し、早速中国の友人にメールを送って向こうから送ってもらった、と言うわけだ。

その効果の程はと言うと、あったか~い。想像以上の暖かさだ。全てを取り付けた途端、店内は暖房を入れていないにもかかわらず、ほんわ~かとした暖かさになった。うん、うまくいった。

今日でちょうど、鎌倉に来て1年。去年の今頃は、引越し用に借りたレンタトラックを返すために、2度目のアクアラインを目指して湾岸道路を飛ばしていた頃だ。なんせ8時までに返さなければ追加料金となるため、引越し後にお茶を飲む間もなかった。

夫が日本での車の免許がないため、ドライバーは私一人。そのため、前日の夜遅くに自分の車で木更津のレンタカー会社まで行き、トラックを借りて家まで帰り、夜通し夫と二人でトラックに荷物を詰め込み、朝8時頃に出発しアクアラインを使って鎌倉へ。鎌倉についた後は急いで荷物を降ろし、再びレンタカー会社目指して2度目のアクアラインを走破。レンタカー会社で追徴金もなく無事1日分の支払いを済ませた後、自分の車に乗り換えて、その日3度目のアクアラインを使って鎌倉へ。

この日のハプニングを書き始めたら新年が明けてしまいそうなので、とりあえず今日はここまで。なんにせよ、アホな引越し計画に友人の一人が『誰もが思いつくけど、誰もやらないよね!』と言っていたのを思い出す。ホントに事故もなく、無事終わってよかった、よかった。

今日は「鎌倉住民登録1周年記念パーティ」でもやろうかな。
何やろう?.......... 何やろう???

Dec 25, 2008

メリクリ~♪♪


以前の職場の後輩から、遠路はるばるチビ宛にクリスマスプレゼントが届いた。彼女のリクエストに答えて、チビの写真をアップロード!
サンキュー!楽しそうに読んで(見て?)たよ~!
顔? これはそう簡単には見せられない。電車賃使って、はるばる見においでね~!


さて、昼間はポカポカ陽気だったクリスマスの一日、皆さん何してました?こっちはいつもの通り、一日中お店の中で悶々と........ しかし仲のいい常連さんが、アメリカに住む彼氏が送ってきたお菓子を手土産にやって来て、ガールズトークで大盛り上がり。すると、チビサンタが棒を持って間に割って入ってきた。ヤキモチ?それとも構ってチャン?しょうがないなぁ~。

ムシムシ一人残って仕事をしていたら、とっぷり夜が更けてしまった。これから家に帰るのに、クリスマスケーキの手土産はないけれど、家に帰ったらホットケーキでも作ろうかなと検討中。

明日から急に冷え込むらしいので、皆さん風邪ひかないように。
メリークリスマス~♪♪


Dec 24, 2008

未知の人は既知になる人

最近店に来てくださるお客さんが『ブログ読んでま~す!』とおっしゃる方が増え、すごく嬉しい反面チョッピリ恥ずかしい。でも、ついこの前まで全く知らなかった人と、店を開き、HPを立ち上げ、ブログを書くことで少しずつ知り合いになり、お店で「さぁご対面!」という流れが、なんだかとっても面白かったりする。ブログにもHPにも顔写真を載せていないため、来てくださる方は『あ~、あんなアホなこと書いていたのはこの人ね~!』とか『後姿ばかりのチビちゃんの顔は、こんなやんちゃ顔だったんだ~!』などなど、色々感じていらっしゃることでしょう。

ほら、そこで読んでいるだけのあなた、一度冷やかしに来ません??お代は見てからで結構よん!!

インターネットが普及していなかった子供の頃から、未知の人との交流に興味を持ち、小学校2年生にもかかわらずアマチュア無線の「ハム」の試験を受けに行ったことがある。正確に言えば、10日間の講習を受け、最後に試験を受けて合格すれば資格が取れる、というものだった。「ハム」の資格を取れば世界中の人といつでも交信ができる、ということを漫画で知り、親にせがんで受けに入ったのだが、受講に年齢制限はないものの、当然教室では最年少で、それでも頑張れば理解できない内容ではなかったのだが、最初の法規の内容が難しい言葉ばかりでつまらなくなり、たった2日で断念したのを憶えている。それに比べたら、ネットのなんと簡単なこと。まさに「どこでもドア」で、このディスプレイの向こうでどこの国の人とも瞬時に繋がるなんて、あの頃の私に『もう少し待ってなよ!』と教えてやりたい。

当時のハイテク通信「ハム」を断念してからしばらくすると、小学校でアフリカのヨハネスブルグ日本人学校の生徒に手紙を送る企画があり、大喜びで参加した。同じ年頃の女の子を選び、一生懸命手紙を書いた。すると、しばらくして他の送った生徒には、かわいい便箋に書かれた返事が届いたが、私だけはなんだか達筆な文字で書かれた、飾り気のない便箋が渡された。なんと、それはその学校の校長先生からのものだった。なんでも私が選んだ生徒は既に日本に帰ってしまい、もうその学校にはいないとのこと。せっかく手紙を書いてくれたのに、申し訳ない... 。と言う内容だった。

せっかく異国に住む未知の人と交流ができる、と「ハム」のリベンジに喜んでいたにもかかわらず、それが夢半ばで破れてしまいへこみそうになったものの、そこはポジティブシンキングの私、そのままその校長先生宛に手紙を書き、かなり強引に『じゃぁ、先生文通しましょう!』と仲間に引きずり込んでしまった。先生もこんな状況じゃ、イヤとは言えなかったのだろう。快く引き受けてくれ、先生が日本に帰るまでの1年以上もの間、まめに文通を続けたものだった。

先生が日本に帰って来てから一度だけお会いしたが、文章では素直に話せてもいざ60歳過ぎのおじさんを目の前にすると、小学校4年生のはにかみ少女は何も話せず、会話が異常に盛り上がらず、同行した母に先生が『この子は手紙の方がいいみたいですね。』と言っていたのを憶えている。その原因は、今ならわかる。文通していた時は、あの未知なる大地「アフリカ」にいる校長先生!と光り輝いていたが、日本に帰国されて今目の前にいるのは、ただの初老の校長先生。「アフリカ」という付加価値がなくなった先生に、素直な子供は魅力を感じなかったのだろう。

先生、お元気かな? 
あの時は、大変失礼しました..... 。
今ではもう、身体も心も大きく、ふてぶてしくなりましたよ~!

Dec 21, 2008

クッパじゃないよ!

「暖かい」と言うよりは「生ぬるい」陽気の師走の朝、いつものようにコートとマフラーに手袋までして店まで歩いたら、額に汗が滲み出ていた。まぁ、寒いよりは暖かいに越したことは無いが、明日からまたグッと寒くなるらしく、日毎の寒暖の差の激しさに、店に置く季節物の商品の陳列に頭を痛めている。

冬の朝の我が家の定番は、「トゥクパ」と呼ばれるチベット風すいとん。野菜たっぷりの塩味のスープの中に、小麦粉をぬるま湯で溶いてこねて棒状にし、それを手で引き伸ばしながら小さくちぎって直接入れる。日本のうどんのように麺を別茹でしないため、スープがシチューのようにとろみをおびて、身体が芯から温まる。私の大好きな一品だ。

初めて食べたのはもちろんチベット、しかも夫の手料理。市場で仕入れた野菜やヤクの肉でスープを作り、器用に小麦粉を操って次々とスープの中へちぎり入れる姿は、手先が不器用な私には神々しく光り輝いて見えた。日本に来てからも「初めのうちは」ちょくちょく作ってくれた。そう、「初めのうちは」ね...... しばらくすると、全く作ってくれなくなった。一日中チビに付き合わされてクタクタになるのか、夜になるといつもグッタリとしている。まぁ、ムリもない。私は料理が好きなので炊事を負担に感じることはないが、しかし他の誰かが作ってくれたものは自分のものより数段おいしく感じるため、チョッピリがっかりしていた。

ある朝、夫が長い間「トゥクパ」を作ってくれなかったため、自分で挑戦してみた。スープは上出来だが、やはり小麦粉がうまくいかない。見るに耐えないドロドロの「トゥクパモドキ」を仕上げると、夫は文句を言わず食べてはいたが、翌朝再び作ろうとした時『やろうか?』と自ら小麦粉をこね始めた。シメシメ..... 別に私の不器用さは謀ったものではないが、うまくいった感じだ。

それから冬の朝は、決まって私が先に昼の弁当と「トゥクパ」用のスープをこしらえ、後に起きてきた夫が私がシャワーを浴びている間に練った小麦をスープに投入する。抜群のコンビネーションのように見えるが、残念なのは私がそれを食べる時間が無いこと。『朝のシャワーを止めれば、十分食べる時間があるだろう!』と朝シャンの習慣がない夫に言われるが、こればっかりは止められない。小学生の時からの習慣だからね!

大好きな「トゥクパ」は、残りを夜に再びスープや野菜を追加して食べる。実は私、少し汁気を吸ってびろろ~んとなった方が好きなのよね~♪♪

「トゥクパ」の超簡単レシピはこちらで →→→ 「チベット雑学 トゥクパとは」 

Dec 17, 2008

旅のおまけ

鎌倉に来て、今月の26日ででようやく1年になる。
初めてづくしの毎日で、あっという間に過ぎてしまった。

今でも時々夫と思い出してはぞっ~とするのが、千葉から鎌倉への引越し。節約のため2tトラックをレンタルして、全て自分達だけでやったのだが、その大変さと言ったら、もう、もう、もう、....... 。もし次に引越しをするならば、絶対に業者に頼もう!もし頼むお金が無いのなら、絶対引越しはしない!とお互い固く誓い合ったものだった。

あの悪夢の引越しから1年、新天地鎌倉でたくさんの友人が出来たが、それと同時にたくさんの友人が引っ越して行った。

ユーモアたっぷりの話しが大好きだった自宅の裏に住むおばさんは、息子夫婦のところへ。夫に一生懸命英語を使って話し掛けてくれた向かいに住むおじさんは、奥さんと共に別の町へ。いつも私の名前をフルネームで呼んでくれた店の裏に住むおじいさんは、奥さんと共に老人ホームへ。仲の良かったカフェのオーナーは、大家さんの都合で閉店となり、別の町へ。「人生は出会いと別れの繰り返し」とはよく言ったもので、でもわずか1年未満でこれだけの人と別れるのは、ちょっぴり寂しい。

私はこれまで、色んなところを旅してきた。旅に出会いと別れは付きもの、気に入った町やそこで出会った人々と別れるのは寂しくて、帰りの飛行機ではいつも逆ホームシックにかかっていた。しかし、旅は非現実の世界であり、叙情豊かなシチュエーションが、ノスタルジックなドラマを最大限に盛り上げているだけ..... と私の冷静な頭脳が唱えているが、あいにく私は物事を頭ではなく心で判断するタチなので、非現実だろうが現実だろうが、感じた気持ちにウソは無いと信じている。それが証拠に、旅先で知り合った夫とあっさり結婚してしまった。旅だって、現実の世界に変わりは無い。

鎌倉での生活は、私の中ではまだ旅の途中である。ここからどこかへ移住したい、という意味ではなく、ここが終着点ではない、ということ。なぜなら、人生、何が起こるかわからないからだ。ほんの少し前までは、鎌倉でチベットの店を開くことなど微塵も考えなかった。世界中の株主だって、こんな大暴落が起こるなんて、以前は予想だにしなかったことだろう。だから私はいつも、目の前のことに全力投球し、ぶつかってきた障害には体当たりして、とにかく前へ前へと進んで行く。進んでいれば、必ずどこかへ辿り着く。旅先で道に迷った時と同じ、ひたすら前へ歩くのみ。

老人ホームへ入所してしまったおじいさんが、先日ひょっこりお店に来てくれた。私の顔を見るなり、「懐かしい~!」と思いを込めて言ってくれた。新参者だった私が、なんだかこの町の人間になれた気がして嬉しかった。出会いと別れの人生の旅路は、再会する喜びのおまけも付いている。

Dec 15, 2008

いいんじゃない?

スッキリとした冬晴れの一日、だけど寒い!一日中手をこすり合わせていたような気がする。夕べは部屋の中だというのに、寝るまで吐く息が白かった。どうか「しもやけ」だけにはなりませんように.....。

こんなに寒いのにうちの「チビサンタ」は、親の目を盗んでは外へ逃げ出そうとする。神経が鈍ってるんじゃないか、と思うほど寒がらない。それに付き合わされる気の毒な「パパサンタ(予定)」は、あの手この手でチビを店内に引き留めようとするが、既に靴を持って玄関で待つチビの笑顔には敵わず、極寒の公園へと繰り出して行った。ご愁傷様です.....。

幼稚園近くの公園が最近のチビのお気に入りで、園帰りのママさん達が子供達を連れてよく来るらしく、夫も「公園デビュー」を無事終えたようだ。まぁ、日本語がまだまだなので、どのくらいのデビューなのかはわからないが、行けばママさんグループが軽く会釈をしてくれるらしい。その手の世界は苦手なので、夫にやらせておいた方が無難だろう。

夫の日本語はもちろん以前よりは上達しているが、まだまだ初級にも達していないレベルだ。しかし最近何か吹っ切れたのか、以前よりも間違いを気にしないで話すようになった。町ではチビを介してお年寄りの方が話しかけてくれるため、それに応答しているうちに自信がついたのかもしれない。おかげで、........ 家でうるさくてたまらない。適当に相槌を打っていると、『コレデイイデスカ?』と質問されたりして、慌てることもしばしば。年末の決算やら申告の仕方など、新しいことを勉強中の私には邪魔でしょうがないが、そうとは言えず聞いているふりをしている。

『うん。』『そう、そう。』『OK、OK!』 ....... が続いたら、少しは悟ってよね!

Dec 13, 2008

祝一路保重

先日台湾からのお客さんが、うちの外に飾ってあったタンカを一目見て気に入り、お買い上げとなった。長いことショーウインドウに飾ってあったため、色あせがあるからともう売るつもりはなかったが、それでもいいからということで格安でお分けする事になった。

いざ支払いとなって、帰国日が近いためあまり日本円が無いので、足りない分はアメリカドルかクレジットカードを使いたいと言う。....... さて、どうしよう。クレジットカードは確実に手数料が取られ、売値以下になるのは間違いない。アメリカドルは今どん底だが、しかしこれ以上下がることはないだろう。クレジットだって入金されるまでに半月以上かかる訳だから、ドルがもう少し高くなるまで換金を待てば、もしかしたら売値より高くなるかもしれない。....... ということで、不足分をアメリカドルで200ドル受け取った。

それからというもの、やはり相場が気になる。たかが200ドル、されど200ドル。売り上げの際には90円で計算したため、ざっと1万8千円。もしこれが150円になれば3万円となる訳で、余剰分はチビちゃんのオムツ代に十分足りる。むふふ~♪♪ なんて皮算用をしていたら、昨日は一時88円だったとニュースで大騒ぎしていた。まぁ、わかっていたが、そうそう甘いものではない。

購入してくれた台湾のお客さんは、まだ20代位の若いお嬢さんだが、タンカが大好きで既に家には文殊菩薩の大きいものを所有しているらしい。チベットから日本経由で台湾に旅立つことになったドルカル(白タラ菩薩)は、台湾のどんなお家のどんな場所に飾られるのだろう?相場も気になるが、こっちはもっと気になる。

新竹米粉!

Dec 10, 2008

ほれ、ほれほれ!!

いつもチビにクマのぬいぐるみを持って来てくれる常連さんが、クリスマスプレゼントにと今日はゴリラのぬいぐるみを持って来てくれた。最近店の中でじっとしていないチビのせいで、せっかく来て頂いても入れ違いになることが多く、今日もチビたちが出掛けて10秒くらい経ったところでの御来店となり、急いで携帯で呼び戻し無事にお宝ゲットとなった。本当にいつもありがとうございます。

愛くるしいゴリラの熱い眼差しを受けながらムシムシHPの更新をしていると、2通の郵便が届いた。クレジット会社からの「入金のお知らせ」と電気会社からの「引き落としのお知らせ」だった。う~ん「金は天下の回り物」、しかし今回は出金額が入金額を上回り、うまく回り切れなかった。残念!

景気が悪い悪いと言いながら、近所の4億円のマンションは即完売し、先日お手伝いをしたパーティでは1万円近いワインがじゃんじゃん売れ、スタバでは相変わらず行列が出来ている。しかし我々小売業のオーナーが顔を会わせると、皆出るのはため息ばかり。どこでお金が回っているんでしょうね~??

太陽が出てきて、チョッピリぽかぽか陽気の今日、夫とチビは再び外へと繰り出した。一人ぼっちになった私に、再び熱い視線を送るゴリラ。
ごめんね、私毛深い人好みじゃないの....。

Dec 8, 2008

アルパ ..... イト !?

先日、近所の仲のいいオーナーが経営するカフェでパーティがあり、お小遣い稼ぎがてら手伝いに行った。イベントのメインは、プロによるアルパの演奏だ。アルパとはスペイン語でハープを意味し、パラグアイなどの南米で多く演奏される楽器で、日本でも最近じわりじわりと人気の楽器らしい。この日演奏したミュージシャンも、名立たる有名芸能人に教授するなど、多忙な日々を送っているそうだ。皆が食事を含めて大金(?)を払って聴いている中、私はアルバイト代を貰いながら聴くという役得で、初めてアルパと接することになった。

モンゴルの馬頭琴や中国の二胡など、大陸の弦楽器の音色は大好きだ。アルパの音色は、いわゆるハープのやわらかい、ぼんやりした音質に比べると、もう少し固い、ハッキリした感じがする。それこそ、馬頭琴や二胡に近い音質だ。また普通のハープが指で弦を弾くのと違って、アルパは爪で弾いて演奏する。アルバイトの傍ら聴いていた割には、解説は聞き漏らさなかった。

さて、演奏はというと、やっぱりい~ねぇ~。生演奏の良さもあるが、こういう民族音楽はその音色に風景を感じるため、より聴く者の心を揺さぶる。役得では申し訳ないくらい、十分に楽しませてもらった。演奏してくれた中にお気に入りの曲があり、演奏後のCD販売で買うことが出来たが、せっかくのバイト代が飛んでしまっては家で待つチビ達に申し訳ないと思い止まり、記憶の中だけに留めておいた。縁があれば、またいつか巡り合うだろう。

給仕や皿洗いなど、学生時代に戻ったような忙しい夜だったが、生演奏付きのお得感バリバリのバイトだった。この手のパーティは毎年やるそうなので、即座に来年の「バイト」の予約を入れておいた。

馬頭琴奏者でも呼んでくれないかな~?
そうしたら夫も、バイト代無しで皿洗いさせるんだけど..... 。

Dec 6, 2008

走る、走る、走る~~!!

小雨が降ったらGO!...... なんて暢気なことを言ってたら、小雨どころか雷ゴロゴロの土砂降りの雨となり、家に帰るのも危ぶまれていたが、5時過ぎにはすっかり止んでいたため、夫に『行くよ!』と声を掛け、急いで身支度をして5時23分の電車に駆け込み、一路「ランドマークタワー」へ。

久々のお出掛けに、電車が大好きなチビは大はしゃぎ。いつもはパパにベッタリだが、お出掛けの時と眠い時だけは私ににじり寄る。誰が主導権を握っているか、ちゃんと心得ているようだ。

桜木町の駅に着いて、動く歩道に乗ったところからチビのパワーは全開となる。人を掻き分け、と言うか人が歩いているのをお構い無しに、走る、走る、走る!まだ2歳にも満たないチビのクセに、親が必死になって追いかけても間に合わない。日頃から走るのが大好きで、家と店の往復や公園へ行く時など、とにかく目的地までは常に走っている。広~いランドマークタワーでチビのアドレナリンは爆発し、いつも以上に走る、走る!

途中最初の目的地である、「大きなツリー」のお目見え。そのツリーの脇で、有名なサックス奏者が雰囲気のあるジャズを演奏していたため、邪魔をしないように..... と思っていたら、しっかり真ん中を突っ切って行った。追い掛けていた私も必然的に真ん中を突っ切ることになり、音楽を聴いていたお客さんから小さく笑いがこぼれた。恥ずかしい.....。突っ切った先の立ち入り禁止ロープを散々イタズラしたチビは、再び走る、走る、走る!

ランドマークタワーを訪れたことがある人は分かると思うが、各タワーが直線で繋がっているため、最後のタワーまで一気に走り抜けることが出来る。歩いている人が器用にチビを避けてくれるため、自由気ままにひたすら走る。その後を「スミマセン、スミマセン!」と頭を下げながら必死で追い駆ける私。もうヘロヘロ~。

ようやく最後のタワーまで辿り着き、それでもなおジタバタしているチビを押さえつけ、軽くマックで休憩。大好きなポテトとジュースをいつもの倍の速さで口に運び、再び走る体勢となっているチビの気を紛らわそうと、雨がすっかり上がった外へ出て、イルミネーションをバックに写真撮影。しかしチビはとにかく走りたくて、写真はどれも逃げるチビを押さえつけているものばかり。こんにゃろぉ~!

復路も同じように走り抜けたチビは、私からバトンタッチされたパパをヘロヘロにさせながら、一気に駅まで駆け抜けて行った。ツリーを楽しんだかどうかはわからないが、ランドマークの大きさだけは十分過ぎるほど味わっただろう。

鎌倉駅から家への帰り道、いつもなら駆け抜けて行くはずのチビが私に抱っこをせがんできた。私ににじり寄るもう一方の「お眠」のサインだ。案の定、歩き出して間もなく頭がフラフラしてきて、半分くらいのところに来たらもうグッスリ。そのまま夕飯も食べずに、朝まで熟睡となった。ヘロヘロ~になったパパも、軽い夕食の後爆睡。ヘロヘロ~になりかけたママは、うるさい二人が早々に寝静まったため、一人DVDで映画鑑賞。ママは相変わらずタフである。

それにしても、子供ってなんであんなに走るんだろう?
時間はまだたっぷりあるのにね!
メリクリ~♪♪

Dec 5, 2008

弾丸ツアー

朝から生ぬるい南風が吹き荒れ、夕方からは冷たい雨になるらしい。こうなると客足はさっぱりになるため、それならばかねてより目論んでいた「横浜ランドマークタワーのクリスマスツリーをチビに見せようツアー」を今夜決行しようかと、ネットで電車の時刻を調べ始めた。

チビの遊び場はいつも店の近辺をチョロチョロするだけなので、たまには広いところでドーンとしたものを見せてあげたいなと常日頃考えており、少し前のニュースでNYのロックフェラーセンターのツリー点灯式を見て、これだぁ~!と一人ニンマリしていた。

広いところでドーンとしたものを求めているのは、チビにかこつけたお前の欲求だろっ!』と私を知る全ての人に突っ込まれそうだが ...... まぁそうですけど、何か?? 親の特権ですわ!

狭い小さな家には窮屈を感じないが、屋外で地平線や水平線が見えないようなところに長くいると、時折息苦しくなる。定期的に広いところで身体を開け放して浄化してやらないと、病気になってしまいそうな気がする。だから以前海外を放浪していた頃は、自然と歴史が融合したところを好んで回っていた。移住先を鎌倉に決めたのも、今思えば身体がそういう場所を求めていたのかもしれない。

「私の心身開放ツアー」 with 「チビへツリーを見せるツアー」を今夜決行するか否かは、この先の空模様にかかっている。

小雨が降り始めたらGOだ!

Dec 4, 2008

旅の空

ちょっとイライラすることがあり、気を静めようと頭を真っ白にする努力をしていた。目の前にある仕事は、一気にガンガン片付けないと気が済まない性格だが、地球上で一人で暮らしている訳ではないので、そっちの状況、あっちの状況で「待った」がかかる。こっちはいつも万全なのにと、足踏み状態にイライラが募るが、まっ、しょうがない。とりあえず、気分を変えよう!

旅の空では、この性格が一気に鈍化する。電車が遅れようが、会計がいい加減だろうが、その都度それを楽しんでいる。色んな国を回ったが、世界で日本ほどキッチリしている国はなく、その中でもさらにキッチリした性格の私も、アジアの辺境ではそのいい加減さを心地よく楽しんでいる。本来はこっちの性格なのかもしれない。

日本にいると、色んなモノの責任を負わされる。
店のオーナーとして、親として、妻として..... そうなると、あれをして、これをして、あれはダメ、これはダメ、となる訳で、自分の本意ではない。しかし、この一線を崩してしまえば、たぶん平気でズルズルいってしまうだろう。だから常に自分を律することで、この一線を保っている。

旅の空で出会った夫に、時々言われる。
『あの頃は、こんなにうるさくなかった。』..... と。
当たり前じゃない、あなたに出会ったのは、生来の私が現れていた旅の空の下。今は色んな責任の塊で、その役になり切っているのだから。

もしあの頃の私が恋しければ、私を旅に連れてって~♪♪

Dec 3, 2008

日本人の基本 その1

12月に入ったと思ったらもう3日!早いですねぇ~。
テレビのニュースで紅白の出場歌手がなんだかんだと言っているのを見て、年内にやるべき事で忘れているものがないか、少々不安になってくる。なんせ今年は開業1年目、店の経理やら何やらの手続きが全て初めてづくしのため、いつも開業マニュアルやネット検索に助けてもらっている。こと経理に関しては、「青色申告会」の記帳指導に大変お世話になった。以前他県ではあるものの仕事で多少関わったことがあったが、当時はこの先こういった形でお世話になるとは夢にも思わず、人の人生とは不思議なものである。懇切丁寧な個人指導を4回もして頂き、ありがとうございました。あともう1回、よろしくお願いしま~す!

ところで、最近夫のせいで、いわゆる「ベタ」な日本のテレビをよく見るようになった。例えば、「相撲」「水戸黄門」「演歌の歌謡ショー」などなど。日本語がまだよく理解できない夫のため、なるべくテレビのチャンネルは夫の好みに合わせているのだが、そうしたらこういったセレクションとなった。

「相撲」は小さい頃、父親が夕方になると見始め、ちょうど同じ時間帯に他チャンネルで子供向けの番組があるのに父親の権限でチャンネルを取られてしまうため、長いこと「相撲」に逆恨みをしていた。そのせいで、これまでまともに見たことが無かった。

「水戸黄門」は基本的に小さい頃から時代劇は大好きで、その影響で剣道を始めたくらいで、しかし単純なストーリーに飽きて30年近く見ていなかった。

「演歌の歌謡ショー」は、...... まぁ言うまでも無く、あまり若い女の子でテレビの演歌に釘付け!という人はいないでしょう。

そうなると、今年の年末は??
そう、「紅白歌合戦」 たぶんね!もし見るとしたら、何年振りになるのかなぁ~。これまで年末年始はいつも、どこかの見知らぬ国の見知らぬ安ホテルでひっそり過ごしていたことが多く、いかにも日本人的な年末年始を過ごすのは本当に久し振りだ。せっかくだから年越しそばやおせちでも作って、ベタベタな日本の「ゆく年くる年」をしてみようかな。

まだ「野鳥の会」がカウントしてるのかな?

Nov 30, 2008

こぐまちゃんなら?

先日の友人に続き、また私の誕生日プレゼントの中にチビへのプレゼントが紛れて(?)いた!
皆さん気を遣って下さって、本当にすみません。私だけでいいんですよ~!私だけで!私は忘れないでね~!!

送ってくださったのは、かつての職場の先輩。彼女のお子さんが小さかった頃、何百回となく読んだそうだ。いつも子育てがおざなりのため、こういう贈り物は本当にありがたい。ただ私、絵本読むの苦手なんですよね~。なんていうか、「こっぱずかしい」て言うのかな?登場人物(動物)ごとに声色変えたり、文に抑揚付けたり、っていうのが出来ない。まぁ、夫が近くにいなくて、チビが本気で聞く気があるなら頑張っちゃうけど、同じソファに夫が座っていて、チビもなんだか聞きたいのか聞きたくないのかわからないような状況だと、こっちも演技が中途半端になり、そうなるとチビも他の事に興味を示しだし、と悪循環。チビちゃん、ママはずしたね!

せっかくの誕生日に夫が『ケーキでも買ったら?』と言うが、うちは二人でお店をやっているため財布は一つ。ケーキを買うにしても、夫が私にプレゼントを買ってくれるにしても、全て家のお金から、つまり店の稼ぎから、ということになる。そうなると、私の誕生日だからと言って贅沢する気にはなれないし、家のお金を使ってまで欲しい物もないし、俗に言う「自分へのご褒美♪♪」と言うほどいい事もしていないし、..... 何も無い。チョット味気ないかな?

まっ、誕生日の記念に、せめて今日は「しろくまちゃん」にでもなりきってみるかな!

 ひとつ ふたつ みっつ
 たまご ぽとん
 あっ われちゃった

........ う~ん、ムリッ!

Nov 29, 2008

長寿の果て

昨日、私の誕生日プレゼントにと、千葉の友人がはるばるプレゼントを送ってきてくれた。離れていてもいつも気遣ってくれる友人に、感謝、感謝である。決して「若い」と言える年齢ではないが、近所のオバサマ達が皆私よりも年上のため、『若くっていいねぇ~!』とよく言われる。この年の差は縮まることがないので、死ぬまで「若い」って言ってもらえるんだろうなぁ~と、少々苦笑いだ。

天珠の効果には、「健康と長寿」を謳っているものが多い。しかし、店に訪れる客のほとんどが『健康は良いけど、長寿は要らない。』と口を揃えて言う。長寿大国日本の国民が「長寿」を望まないとは、何とも皮肉な話である。しかし、連日テレビのニュースやドキュメンタリーで、老人介護の大変さ、認知症の恐怖などを放送されると、自分のみならず大切な家族に害が及ぶことを危惧し、長生きしたい気持ちが冷めてくるのは当然と言えるだろう。

以前年金や福祉に関連した仕事をしていたため、出生率がどんどん低下し、年金受給者を働き手だけでは支えきれなくなる未来と、そういった情報が年金未納者の増大を加速させている現実を目の当たりにし、年金だけではない何か他の収入源を死ぬまで確保していないといけないなと、肌身で感じた。

しかし、真面目に支払っていた人達は、必ず恩恵を受けている。普通の老齢基礎年金はもちろんのこと、不慮の事故で障害者になったり働き手を失った家族に、障害基礎年金や遺族基礎年金など、額は十分ではないかもしれないがきちんと支払われ、窓口で涙を流されたことも度々あった。真面目にコツコツ納めてきた正直者がバカをみることだけは、決してあってはならないと思う。

なんだか政府広報のようになってしまったが、友人から送られた私へのプレゼントの中に、チビ用のサンタの衣装が同包されていた。サンタのコスプレでトイレの上に乗って遊んでいるチビの背中を見ながら、この「チビサンタ」がせめて「パパサンタ」になる日までは、元気に生きていたいなぁと、天珠の効果を期待しながら、毎月の高い年金保険料をせっせと納めている。

Nov 27, 2008

烙印

寒いよぉ~。
店の入り口を開けているので、暖房していても北風ピューピューで、手をこすり合わせながらブルブルしている。これじゃあ、今日も1日HPの更新に明け暮れそうだな。

最近車検だの免許証の更新だの保険の更新だのと車づいていて、毎日車検証を眺めている。どれもこれもお金のかかることばかりで、普段は車をあまり使わないが、店の消耗品などの買い出しで少し離れたホームセンターへ出掛けるため、どうしても車は手放せない。

全く知らなかったのだが、免許証の更新手続きが大きく変わっていた。「優良」「一般」「違反」「初回」の4区分に分かれており、更新料も優良が2,800円、一般が3,150円、違反と初回が3,800円と差が付けられていた。

「優良」は、これまで通り、な~んにも無かった人。いろんな意味でうまい人。「一般」は、軽微な違反が1回だけの人。ちぇっ、見つかっちゃった!って人。「初回」は、文字通り初めての更新で、しかも初めてなのに1回見つかっちゃった人もここ。「違反」は、軽微な違反が2回以上、または違反事故のある人。つまり、また見つかっちゃった人と、あ~、やってしまったという人。

これらの区分により、免許証の裏に大きくど~んと「違反」と判子が押される。けっこう嫌なものです。そう、私今回「違反」だったんです。シートベルト2回捕まって..... しかも全て前職の勤務中の、訪問先へ行った帰りと、出張の帰り。走り出して2~3分のところで、御用となった。

鎌倉に来て住所変更をしたため、免許証の住所が裏書になっており、いろんなところで身分証代わりに免許証を提出すると、新住所の下にど~んと「違反」と書いてあるため、みんな必ず凝視する。違反の言い訳をするのもみっともないので、『今、書き換え中で、ヘヘ.....。』と言いながら場を和ます。新しい免許証が出来るまでまだまだ1ヶ月以上あり、当分この状況が続きそうだ。

以前シートベルトをしなかったのは、スーツの襟が曲がるのイヤだったから。お巡りさんが聞いたら呆れられそうな言い分だけど、襟がグシャッ!ってなるのがどうしても許せなかった。今は毎回ちゃんとシートベルトしてますよ~!だって、スーツ着なくなったからね。

さて、5年後の「優良」スタンプ目指して、いろんな意味で気をつけましょう!

Nov 26, 2008

ヒール

相撲が終わり、初場所まで一番の楽しみが無くなってしまった夫。日本の相撲は、今や安馬改め日馬富士が大関に昇進したり、両横綱がモンゴル出身だったりと、モンゴル族の夫を楽しませるには十分の材料だ。なんだかんだ言われても、やっぱりお気に入りは朝青龍。夫に限らず、モンゴル族の中では朝青龍の人気は絶大だ。力強い戦いぶりはもちろん、風貌といい、やんちゃな性格といい、彼こそモンゴリアンヒーローと言う人は多い。

先日ひょんなきっかけで、ネットの「花占い」をやることになった。、生年月日で占うのだが、私の場合は「キク」となり、要旨は「本物志向で、目的が決まるとそこへ一直線、まっしぐら」だそうだ。まぁ、結構当たっているかな、と。

小学校の低学年の時、たかだか夏の自由研究で水の性質について調べるのに、お年玉を叩いてプロ並みの顕微鏡を買い、意味があるような無いような論文を書き上げたり、どこでも走る強い車が欲しいからと、オフロードを走る訳ではないのに世界No.1オフロードカーのクライスラージープを買って、台風の最中他の車が立ち往生をしているところを悠々と走り抜けたりと、すごいんだかすごくないんだかよくわからないが、昔から「凝り性な本物志向」であったのは確かだ。

チベットに行ったきっかけも、映画で観たチベットに関する内容に興味を持ち、本や映画では飽き足らず「やっぱり本物を見てみなきゃ!」となったためで、決断した後は早い、早い。寝る間を惜しんで調べるので、大抵2日後には格安チケットをネットで予約している。

さて、そんなチベットで見つけたモンゴル族の夫は、本物の遊牧民であり、本物の騎馬民族だった。彼の足とも言える馬を操れない日本では、まだまだ彼の真価を問うことが出来ないが、短気で横柄な性格だけは、朝青龍並みのヒーローだ。

「花占い」に興味のある方はこちらをどうぞ>>>ここをクリック

Nov 25, 2008

車検代が欲しい!

三連休が終わり、近所の店ではクリスマス商戦へとディスプレイの変更を始めた。「チベット仏教美術品」を扱ううちとしては、クリスマス商戦は魅力ながらもツリーを飾るのはやっぱり便乗し過ぎかと、その辺は自粛した。やっぱり専門店らしく、正道で行きましょう。

そんなこんな(?)で、やっぱり夫の中で「クリスマス」と言うものは特別なものでは無い。私の幼い頃のように、父親が黙って枕元にプレゼントをこっそり置いたとか、サンタに手紙を書いたとか、そんなかわいらしい想い出は皆無である。だからまだ結婚する前、チャットやメールでクリスマスの日に話しをしていても、普段と何ら変わることはなかった。まぁ私の中で、多くの若い日本人が抱く「クリスマスには恋人と一緒じゃなきゃ!」という強迫観念はあまり無いため、その時は何とも思わなかったが、日本に来て、チビが産まれて、この先「パパサンタ」の扱いをどうしようかと、思案している。

私の幼い頃のクリスマスの想い出は鮮明で、当時は誕生日よりも嬉しかった。二段ベッドの下の段の自分の砦で、こっそりサンタにお願いをし、クリスマスの朝にはちゃんと枕元に希望のプレゼントが置いてあった。だんだんとサンタの存在が分かりかけてきた頃、お願いした物と違うおもちゃがプレゼントされ、大泣きした翌日の晩、父が仕事から帰って来ると、外に置いてあった自転車の籠にお願いしたおもちゃが入れてあり、大喜びしたのを今でも憶えている。いい親に育ててもらったものだ。

さて、1歳のうちのチビちゃんには、まだ「クリスマス」や「サンタ」の意味がわからない。だから今年は夫に「ファミリークリスマス」の楽しさだけ体験してもらおう。
せっかくだから、『日本では「クリスマス」に子供と奥さんに感謝してプレゼントする日なのよ!』って教えておこう。
むふふふ.....。

Nov 21, 2008

夢で逢えたら~♪♪

昨日、うちの店のすぐ裏にあるホテルで映画の撮影があり、岡田准一が来ていたそうだ。そのホテルの前はチビとの買い物&散歩コースだったため、いつものようにお昼の買い物を済ませて歩いていると、たくさんの人だかりと物々しい警備にぶつかり、『何だろぉ~?』と思っていたら、そういうことだった。残念ながらこれまで岡田准一の作品とは縁が無く、ルックスも私好みではないため気にしたことも無く、ここに書くのに「じゅんいち」がどんな漢字なのかネットでやっと調べたくらいだ。だから背伸びをすれば「生岡田」を十分拝めた場所にいたにも関わらず、それすらしなかった。彼のファンが聞いたら怒鳴られそうだ。

鎌倉は土地柄、有名芸能人をよく目にする。普通にスタバに並んで待っていたら、前の人が有名女優だったり、町を歩いていて肩がぶつかって『すみません。』と謝ったら、有名小説家だったりと、結構頻繁にあって、『へぇ~、あの人もこの町に?』という感じだ。友人に、私が有名芸能人に会う確立が高い、と言われたことがある。狙っている訳ではないし、狙っても会えるものではないが、そう言われてみるとそうかもしれない。

そう言えば、以前千葉県の知事選で森田健作が立候補した時、ちょうど千葉の駅前で彼が遊説しているのに遭遇し、彼を見たさに集まる人込みの向こう側に急いで行きたかった私は、なんとかその群集を掻き分けようやく一つの空間に辿り着くと、目の前にはマイクを持った森田健作が!シーンと静まり返る人込みの中『ヤバイッ!』と一瞬にして悟り、しょうがないから『頑張ってください!』と握手を求め、満面の笑みで『俺は男だ~!』と一緒に叫んだものだった。恥ずかしい.....。

誰と逢えたら嬉しいかなぁ~?私の好きな人達は、みんな鎌倉に来そうも無い人達ばかりだからなぁ~。
リー様~♪♪

Nov 20, 2008

朝ラテ

寒~い!
あまりの寒さに、何ヶ月も封印していたスタバの「朝ラテ」を再開してしまった。朝から370円のスタバのラテは贅沢だとず~っと我慢していたが、今朝の凍りつくような寒さに、通勤コースであるスタバの前を素通りできず、せめてもの節約でSサイズの320円にして、買ってしまった。

お味は.....?
もちろん、おいしぃ~!身体が温まるぅ~!至福のひとときです。
320円を使ったからと言ってもちろん店が潰れる訳ではないが、このご時勢、節約、倹約に日々努めている中、真っ先に削減となったのは私のコーヒー代。まぁ、私だけの贅沢だからね、当然と言えば当然。

あぁ~、一生懸命味わっていたのに、Sサイズだからあっという間に無くなってしまった。がっくり.....。でも、気分もリフレッシュできたし、おかげで後で来る夫やチビちゃんに3分ほどは優しくできそう!

さぁ、いつまでも悔やんでないで、「朝ラテ」が毎日出来るような身分になれるよう、今日も一日頑張りましょう!!

Nov 18, 2008

FMヨコハマ

昨晩閉店後に一人黙々と作業をしていたところ、あまりの静けさになんだか物寂しくなったため、何かいい手はないかと思案したところ、『そうだ、ラジオをつけよう!』ということになり、なんとかチューナーを合わせ、目的の「J-WAVE」はうまく入らなかったが、一番クリアに入っておもしろそうな「FM横浜」を聴き始めた。

千葉にいた頃は車での移動がほとんどで、特に週末は片道2時間以上の道のりを往復することが常だったため、暇つぶしと眠気抑制のためにいつも「J-WAVE」を聴いていた。思えばラジオとの付き合いは、インターネットなんて身近に無かった幼い頃、音楽をカセットに取り溜めるために音質のいいFMラジオを聴き始めたのが最初で、受験生の頃の深夜ラジオなど熱狂的なファンではなかったものの、ラジオは身近な情報ツールの一つだった。鎌倉に来て車の移動が減ったため、久々にゆっくり聴いたラジオの独特な世界観は、でしゃばり過ぎず、心地よく、ながら仕事にちょうど良かった。

夕べからの名残で、そのまま朝からラジオをつけてお店を開いた。静かな曲が流れている時はいいが、ロック調の激しい音楽やトラフィックインフォメーションは、やっぱり店の雰囲気に合わない。でも、なぜだか消す気になれず、店長の権限ということでそのまま1日押し通した。

夕方の5時を過ぎ、店の周りが暗くなって、それと同時に雰囲気のある洋楽がラジオから流れ、何とも言えないノスタルジアな雰囲気が店中に漂よい始めた。鎌倉に来る直前までジープに乗っており、夕日の中、長く真っ直ぐな道を走りながらそんなノスタルジアな音楽を聴いていると、まるで「Route66」でも走っているような、ここはシカゴかサンタモニカか、みたいな気分に簡単に浸ることができ、そんな「妄想旅行」をよく楽しんでいた。

きっと今日ラジオを消せなかったのは、相変わらず店の営業で「籠の鳥」状態が続いているため、「妄想」でもいいからどこかへ旅をしたかったからかもしれない。

おっ、マライアのクリスマスソングだ!取り合えず NewYork 行ってきま~す!

Nov 15, 2008

パンパンパン♪パンパンパパン♪♪

今朝店へ向かう途中、近くのパン屋が月に一度の「サービスデイ」の看板を掲げているのを見て、普段は贅沢だからと我慢していた専門店のパンを、今日は久々にチビを連れて買いに来ようかな、と目論んでいるうちに、かつて友人が送ってくれたおいしいパンを思い出した。

私と同じパン好きの友人は、遥か京都から東京町田のおいしい天然酵母パンの店を見つけ、千葉に住む私のためにオーダーしてくれた。おいしくて、おいしくて、その後職場の後輩の奥さんの実家が町田で度々帰省していることから、帰りに買ってきてもらったほどだ。焼き立てならもっとおいしいだろうにと、この距離が恨めしかった。

私のパン好きは小さい頃からだが、天然酵母パンの存在を知ったのは20年近く前の、東京の代々木近くで働いていた頃で、近くの小さなパン屋の独特の味がおいしくて、当時はまだ天然酵母などさほど注目されておらず、固いけど味わい深いパンにはまっていった。

仕事が変わって千葉に移り住むと、近くにおいしいパン屋は無く、天然酵母パンは東京へ行った際のお土産程度のものとなり、私の日常から消えていった。しかし、運命の赤い糸(?)は繋がっているもので、ほどなくして東京から移り住んできた女性が、自宅の一角で天然酵母のパン屋を始めた。所詮そこらにある手作りパン屋だろうと思ったものの、家から歩いてわずか数分の場所だったため、取り合えず様子を見に行き、試食用に小さなものを一つ買って店を出た。待ち切れず家までの帰り道にパクついてみると、そう、忘れかけていたあの味だった!

半分食べかけのまま急いで店に戻り、大きいサイズのものを購入した。オーナーと話をしてみると、歳が近いことやお互い都会からの移住ということですぐに意気投合し、その後は私好みのオーダーで焼いてもらったり、夜な夜なお邪魔して語り合ったりという親しい間柄になり、私の天然酵母パンは再び日常のものとなった。

その後しばらくして彼女はパン屋をたたみ東京へ、私も鎌倉へと移住し、少々値の張る天然酵母パンは、再び私の非日常となってしまった。今は近くのスーパーの「食パン6枚切り98円」が超日常だが、これはこれでおいしい。そして毎朝、このパンを9等分し、小さな小さなフレンチトーストを作る。チビちゃんのお気に入りの一品だ。

運命の赤い糸が結ばれているのなら、きっとまたこのパンに巡り会えるだろう。今度はどんな状況だろうか?その時まで、ムリせずこの超日常パンを楽しんでいたいと思う。

Nov 13, 2008

ちゃん!

やっと太陽がお目見えし、朝から2回の洗濯を終えて店に直行。
やっぱりどんよりとした曇り空よりは、すっきり晴れた青空の方が元気になれる。カナダ帰りの常連さんが、『バンクーバーに移住してきた日本人のほとんどが、年中曇り空の天気に滅入っている。』と話していたのを思い出し、今なら分かる気がすると一人うなずいていた。やっぱりお天道様は偉大だ!

鎌倉の鶴岡八幡宮から海岸に向かって延びている若宮大路を、天気のいい日中に海岸に向かって散歩をすると、最高に気持ちいい!まぁ、現状天気のいい日中に散歩なんぞできないのだが、一度だけチビの検診で市の福祉事務所を訪れたことがあり、初めての場所で地図を見ながら探していると、まさに若宮大路の海岸近くにあり、その日は天気も快晴で、道中のわずかな時間ではあったが、チビとの贅沢な散歩時間を楽しむことが出来た。

随分いい所に住んでいたんだなぁ~、と改めて鎌倉を見直していたところ、夫がいつもよりも少し遅めに店に到着した。何かあったのかと聞くと、チビが二度寝してしまい、起こすのもかわいそうだったため、
『オトウサンガ ベビーカーデ キルノ ミテマシタ。』
『???』
もしや?と思い、新聞のテレビ欄を見ると、やっぱり....... 
「子連れ狼」が朝の10時30分から放映されていた。

いつもベビーカーでチビを連れ出しているせいか、北大路欣也(私は萬屋錦之介世代だが)に自分を重ね合わせていたかどうかは分からないが、少なくとも外国人の父性は刺激されたようだ。

あの若宮大路も、夫とチビとの散歩コースに違いない。数日前にベビーカーが壊れてしまい、買い直そうか、このまま成長を見守るか、ずっと思案していた。シトシトピッチャンされるのもなんか悔しいから、やっぱり買い直すのやめようかな....。

Nov 10, 2008

チョビチョビ

新聞の下段にある雑誌の新刊紹介で、「AERA」の記事を見てギョッ!とした。私がかつてここで書いた、唯一お気に入りの韓国ドラマ「ごめん、愛してる!」の男の主人公、ソ・ジソプが表紙を飾っていたからだ......しかも小汚くなって........。

小汚い話はチョット置いといて、「AERA」の表紙と言えば、(たぶん)それなりに時の人が載ると思うのだが、なんで今この人なんだろう?また韓流ブームでも起きているのかな?なんせ普段あまりテレビを見る時間が無いし、かつての教え子である韓国人留学生も母国に帰ってしまって生の韓国情報も皆無だったので、朝から新聞を見ながらあれこれ思索を巡らしていた。

で、小汚い方の話と言えば、全くの主観だが、私、髭が嫌い!特に、この手のチョビチョビ髭が、鳥肌が立つほど嫌い!一時期(今も?)若い男の子の間でチョビチョビが流行り、都会を歩いているとあっちこっちでチョビチョビしているのを見かけ、鳥肌の休む間もない状態だった。当時勤めていた職場でこの話をしたら、意外とチョビチョビ好きの女の子が多くて、非常に驚いたのを憶えている。

何がイヤなんだろう?と考えた。男も女も色気のある方が好きだが、いわゆる「ちょい悪」オヤジの色気は嫌いだ。なんだか不潔(失礼!)そうな、イヤラシイ感じに見えてしょうがない。だからと言って、清廉潔白、純粋無垢な、さっぱりした感じも味気ない。この辺の微妙なサジ加減が、私の好みを左右する。
まぁ、亭主持ちの私のたわ言など、皆にとってはどうでもいいだろうが........。

「ごめん、愛してる!」の女の主人公、イム・スジョン、かわいかったなぁ~!ソ・ジソプよりこっちの方がいいや。元カノのKちゃん、元気~~?

Nov 8, 2008

男の背中

この写真、店の裏玄関に置いてあった私のブーツと自分の靴を持って来て、どこか連れて行ってくれないかなぁ~と、外を見ながら背中で訴えている図。

泣いて叫ぶのなら『ダメッ!』と怒れるものの、こんな風に背中でせがまれちゃ、『何も言えねぇ.....。』
しょうがないから、チョット近くのスーパーまでお出掛け。

この写真、将来本人に高く売りつけてやろう!!

Nov 7, 2008

イェ~イ!!

最近のチビのお気に入りは、ハイタッチ!!
右手を挙げながら『イェ~イ!』と言ってタッチを求めて来る。
ボーリングに連れて行った覚えはないし、いつ、どこで覚えたんだろう?

パズルがうまく出来ると『イェ~イ!』
お外に行くとなると『イェ~イ!』
おいしいものを食べると『イェ~イ!』
........基本的に彼の喜びのポーズとなっているようだ。

しかし、一つだけ悲しみの『イェ~イ!』がある。

私に『こらっ~!!』と怒鳴られると、物凄く悲しい顔をして泣く。
見る見る大粒の涙が溢れ、鼻水はダラダラ~。
そんな時、彼は最後の力を振り絞って、仲直りの『イェ~イ!』にやって来る。
顔は涙と鼻水でグシャグシャなのに、何とか笑顔を作ってやって来る。
そんないじらしいことをされたら、バカな母親はイチコロさ!

さっきも私に怒鳴られて、真っ赤な顔をして泣きながらハイタッチに来た。
奥でネックレスを作っていた夫が、見ていられなくなってチビを外へ連れ出した。
今度は歓喜のハイタッチ!
.........って、またしてやられたのかな。 ルン♪♪

Nov 5, 2008

ポテトコンボ!

夕べはなかなか寝てくれないチビちゃんの相手をしていたら、自分の寝る時間がすっかり遅くなり、気だるい朝を迎えております。バリバリ仕事をする気にはなれないため、リハビリを兼ねてブログの更新。

昨日の歯医者、原因はかつて「知覚過敏」の回避のため、歯の根元を覆っていたものが1mmほど欠け、そこから冷たい水などが入ってしみていた、というものだった。歯磨きはちゃんとやっていたため、虫歯ではないだろうと思っていたが、一応調べてもらって一安心。でもこの「知覚過敏」対策、歯を削らずに上から歯と同じエナメル質のモノを糊でくっ付けるだけなので、どうしても取れ易く、長くても2~3年がリミットだと言う。

『そう言えば、前通っていた幕張の歯医者さんもそう言ってました。』
と話したら、この鎌倉の歯医者さん、かつて幕張本郷に住んでいたため、幕張をご存知とのこと。

『どこの歯医者さん?』
『海浜幕張の映画館の下の.....』
『あぁ、路上に面した?』
『そう、そう!』

などと、しばし幕張談義。懐かしい~!

あの映画館にはよく行ったなぁ~。
「COSTCO」や「カルフール」など、まだ出来て間もない頃の常連で、気が付いたらあの辺り一帯にいろんなお店が建ち並んでいた。「カルフール」は出来た当初、輸入食材などが豊富で面白かったが、その後業績低迷で「AEON」が経営するようになると、すっかり庶民的なスーパーになり、それと共に全く行かなくなった。だって、何も幕張まで来て「TOPVALU」を買う必要は無いからね。

鎌倉からさほど遠くない「金沢八景」に「COSTCO」があるらしいが、時間が取れないため行ったことがない。そうこうしている内に、メンバーの期限が切れてしまった。これでまた足が遠のきそうだ。

「COSTCO」のディナーロール、食べたいなぁ~!

Nov 4, 2008

虫歯建設株式会社

歯が痛くなって、歯医者に行くことになった。
冷たいものがしみるなぁ~、熱いものまでしみるようになってきたよぉ~、なんだか夜ジンジンと痛む......。ということで、痛み出してから早1ヶ月、連休明けの今日なら店も暇だろうと、ようやく行くことを決断した。いざ行くと言っても、ここ鎌倉で歯医者にかかるのは初めて。鎌倉は病院や歯科医院は溢れているため、その中から選ぶのも一仕事である。そうなると、どうしてもネットに頼らざるを得ない。ネットの口コミ情報は、これまでの経験であまり当てにならないことは知っているが、鎌倉の歯科医院に関して無知の状態なので、やはりネットの情報源は重要だ。
私にとって良い歯科医院の位置付けは、まず最新設備であること。歯科医はもちろん歯のお医者さんだが、私は技術者だと思っている。技術者は本人の才能はもちろんだが、それを手助けする最新機器も欠かせない。そして治療方法もどんどん新しくなってきているため、勉強を怠らない研究熱心な先生が理想だ。

鎌倉に来る前に住んでいた千葉で当時通っていた歯科医院は、場所が気に入ったため開業前の工事中に予約を入れ、その後先生が気に入って、以来ず~っとお世話になっていた。もともと歯は丈夫で虫歯があったわけではないが、強く磨き過ぎのいわゆる「知覚過敏」というヤツで、歯茎がどんどん下がり、神経部分が外に現れて過敏になっていたらしい。で、その部分を小さな義歯で覆い、謎の光を当てて神経を鈍らせ、後は半年に1回ほど歯を綺麗にしてもらったりしていた。鎌倉に来てからすっかりご無沙汰で、お別れの挨拶ができなかったことが今でも悔やまれる。

歯と言えば、うちの母親の自慢の種だった。
小学校のときに「歯科優良児」に選ばれたのが唯一(?)の勲章だったらしく、50歳過ぎた頃でも『お母さん「歯科優良児」だったから....。』と話題に上り、『今いくつよ!?』と突っ込みを入れたものだった。そんな母親だったため、小さい頃から歯磨きにはうるさく、おかげで磨き過ぎてこの様よ!何事もホドホドがいいようだ。
さて、草原で育った夫は、案の定歯には無頓着である。歯ブラシを持ってチビを追っかけ回している私を見て、『まだ早い!』とチビの味方に付く。私に隠れてこっそりコーラを飲ませたり、ミルクに砂糖をたっぷり入れたりと、いつだってチビのご機嫌取り。『成人してから困るのはこの子なんだから!』といくら注意しても、チビの笑顔見たさに繰り返す。全くもぉ~!!
『でも、そう言いながらお前は歯が痛いんだろう?』と言われてしまった。
そうだった。忘れていた。なんかまたシクシクしてきた。撃沈.....。

Nov 2, 2008

持つべきものは.....!

私が仲良くなる人というのは、ところ変わっても皆性格が同じようで、最近店によく来てくっちゃべってる女の子は、高校時代やサラリーマン時代の仲のいい後輩によく似ているし、『株が上がったら「仏画」を買うよ!』と言っていたお兄ちゃんは、株は上がるどころか急降下なので、さすがに『仏画はまだ?』とは言えないが、店に顔を見せてくれる度にいつも1時間以上くっちゃべっていて、彼もかつての親しい後輩や知人によく似ている。つまり、私のこの性格とウマが合うのは、こういった性格の人達なんだと改めて実感した。

さて、その「株屋」のお兄ちゃん、以前「シルバージュエリー」を自分でデザインし販売していたそうで、『今度シルバーリングのサイズの直し方、教えてあげるよ~!』と言ってから早1ヶ月、『いつになるかわからないけど、でも約束は必ず守るから....。』と言っていた通り、夕べ工具一式をダンボールに入れて店に来てくれた。

「シルバージュエリー」は「ストーンジュエリー」と違って、なかなか応用がきかない。特に指輪は、サイズが合わなければそれまでで、だから中途半端なサイズが売れ残ってしまう。その辺のシルバーの泣き所を、かつて取り扱っていただけによく知っており、素人丸出しの私に救いの手を差し伸べてくれた、という訳だ。しかも、ただの好意(彼曰く「おせっかい」)なのだから、ホントにありがたい。

『さて、初心者なので、今日は取り合えず指輪を大きくする、小さくする、だけ覚えましょう。』
サンプルのシルバーリングまで持参してくれて、まずは一連の作業を丁寧に見せてくれた。糸ノコで指輪の一方を切り、少し幅を広げ、そこへ何やら薬を付け、熱したシルバーの破片と、同じく熱した「銀ろう」とやらを載せ、再び熱して合体させる。その後は電動ヤスリで、粗い目のものから細密のものまで順にパーツを取替え、丁寧に丁寧に磨く。非常に地味な作業だが、これらの工程をコツコツ順番にやらないと、仕上がりに大きく差が出る。さらに別の電動ヤスリで磨きをかけ、2号サイズほど幅の広がった、ピッカピカのシルバーリングの完成。独学とは思えないほど、見事な手さばきだった。

『さて、じゃあサイズを縮める方が簡単なんで、そっちをやってみましょう。』
ということで、私の挑戦が始まった。、彼と同じようにまず指輪に切り目を入れ.....あっ、糸ノコが曲がっちゃった!指輪を開き.....あっ、今回は縮めるんだった!電動ヤスリで磨き.....だんだんシルバーが薄くなっていくんですけどぉ~。さらに別の電動ヤスリで磨きをかけ.....あっ、指輪が吹っ飛んだ!..........で、ピカッ、ぐらいのイビツに縮んだリングが完成。

『まっ、最初はこんなもんでしょう。後はやっていって、わからなくなったらいつでも連絡して!』
と名前と電話を交換し、無事終了。私の無様な手つきを横でイライラしながら見ていた夫は、『俺なら絶対良いものが作れる!』と豪語していた。そうでしょうねぇ~、私もそう思う。少なくとも、私よりはうまいでしょう。

Tさん、お世話になりました!何もお返しができないので、一日最低1回は、株が上がるように祈っています。またヨロシクねぇ~!!

Oct 31, 2008

海鮮サラダと鶏軟骨(焼き鳥)

最近朝晩めっきり寒くなってきて、日が暮れることの早いこと、早いこと....。夏は光熱費が高いし客足が減るので大嫌いだけど、冬の寒さや暗さはなんだか物悲しくて嫌だなぁ~、などと勝手なことを思っている今日この頃。

以前にもここで書いたが、私の一日のゴールデンタイムはチビと夫が寝静まった真夜中。どかっと一人でソファを占領し、テレビの音を最小にしてテーブルに広げた新聞を読む。ここに温かいカフェラテがあれば言うことないのだが、コーヒーの買い置きはとうに無くなっているため、温めたミルクを少し飲んで我慢している。

それにしても、民放の夜中の番組というのは、昔も今も本当にくだらないものが多い。以前から夜行性だったため、いわゆるゴールデンタイムよりも夜中にテレビを見ることが多かった。これまではBSを接続していたため、専らNHKのミッドナイト映画劇場で、マイナーなアジア映画などを大喜びして見ていた。しかし今は地上波しか接続していないため、これらの映画を見ることができない。かといってあのくだらない番組だけでは間が持たないので、新聞を読みながら見ている。

つい先日見たのは、居酒屋での人気料理ベスト10を食べながら当てるもの。夜中の12時から始めて、10個当てるまでは家に帰れない。
また、こんなくだらない、
豪華料理をイヤイヤ食べて、
もったいない!
なんでポテトが一番なのよ!
え~居酒屋で8千円の刺身盛りなんて注文するか~?
ホッケなんてみんなで食べにくいのになんで?
そう言えば昔、仕事の後に仲間と行ったなぁ~、
モスコミュールだの杏酒ソーダだの、懐かしい........。

あ~.....最後までしっかり見ちゃった......。

Oct 29, 2008

冷静と情熱の間は??

店を始めてもうすぐ9ヶ月となる。
今でもまだまだ至らないが、開店当初の素人丸出しのディスプレイと、デザイン力に乏しいアクセサリーなどは、思い出すだけでも恥ずかしい。

そんな開店当初に店を訪れ、今でもしょっちゅう顔を出し、来れば軽く1~2時間はお喋りする常連さんがいる。
夕べも店の後片付けを始めた6時頃訪れて、
『まだ大丈夫なら、スタバでコーヒー買ってきますけど.....!』
『お~、いいねぇ~!』
ちょうどコーヒーを飲みたかったので、グッドタイミング!しばらくしてコーヒー片手に再び訪れ、それから8時過ぎまでくっちゃべり。

アメリカに住む彼氏と「超遠距離恋愛」真っ最中の彼女。
かつてチベットに住んでいた夫と私との境遇によく似ているため、彼女の気持ちに共感したりアドバイスしたり、ガールズトークに花が咲く。

『現実を冷静に見据えることも大切だけど、考え過ぎるのもね!とりあえず、やってみなきゃ!』
.......という流れで締めとなる。
これは私の持論。

冷静に考えたら、誰がこの人と結婚してお店なんか開くもんですか?
......ねぇ?? どぉよ......??

Oct 27, 2008

KINOKUNIYA

『うちの近くにKINOKUNIYAがあってねぇ・・・』
と聞いた時、あなたが想像するのは本屋?それともスーパーマーケット?

私は断然「本屋さん」、だから開業する前の店舗物件を調べていた頃、ここの店から直線距離で100メートルにも満たない場所に「KINOKUNIYA」の看板を見つけ、大喜びして『近くにいい本屋があるよ~♪』と夫に話していた。その後すぐにそれが本屋ではなくスーパーとわかり、しばらくして夫から『・・・で、どこに本屋があるの?』と聞かれた時、外国人でこれら二つの「KINOKUNIYA」の存在を知らない夫に間違いの理由を説明しなければならず、非常に面倒くさい思いをした。

スーパーの「紀ノ国屋」は「成城・・・」と同じ、言わずと知れた超高級店!私も東京に住んでいたことがあるので、その存在は知っているし入ったこともある。しかし低所得の庶民であるため、日常買いにするほど身近な存在にはならなかった。それは今も同じ。

超リッチな「鎌倉マダム」が多く住むこの町では、イヤミでなく『「紀ノ国屋」のものでないと心配でねぇ~!』と言う人が少なくない。これまでにうちの店に来るお客さんから、このセリフを何度も耳にしたし、隣の店のオーナーもその一人。おかげでうちのチビ用に差し入れてくれるお菓子が「紀ノ国屋」からのものが多く、おこぼれで高級食材にありついている。

私がもし超リッチな鎌倉マダムになったとして、果たしてこれら高級店の常連さんになるだろうか?

海外に行ってもDFSなど見向きもせず、ドブ臭い、少々ハエがたかっているような市場でワクワクするような性分では、全てが清潔にパッケージされた、無臭のスーパーの常連には到底なり得ないだろう。

「紀伊國屋書店」だったら、いいお友達になれたんだけどねぇ.......。

Oct 24, 2008

よっ!男前!?

よく降りますなぁ~!
自然には逆らえないと諦めて、朝からムシムシHPの更新をしていたものの、飽きたのでチョット休憩。

もうこの時間だし、雨も止まないし、客は来ないだろうとBGMを民族音楽から変更!
何にしようかなぁ~とMYCDコレクションを物色していたら、「アリーmyラブ」のサントラ盤が出てきた。懐かしい~!

第1シーズンから第4シーズンまでは、ほぼ欠かさず観ていた。特に第4シーズンは、大好きな俳優のロバート・ダウニーJr.が出ていたので、かじりついて観ていた。途中麻薬所持で番組を降板し、ドラマの内容もグダグダになってしまい、訳の分からない第5シーズンが始まってやっぱりグダグダに終了、という残念な展開だったが、十分楽しめたドラマだった。

捕まってしまったロバート・ダウニーJr.、じりじりと更生してきて、ようやく主役の作品が!!
.......って、なんで「アイアンマン」なのよ?? いい男台無しじゃん!

もちろん観に行ってません。観に行く時間も状況もないけれど、TSUTAYAでも借りません。
たぶん.......  きっと.......  チョット観たいかな.......? チョットね......! 

Oct 23, 2008

カッチカチやぞ!!

雨足がひどくなってきそうだったので、いつもより早めにチビと夫を家に帰し、一人店内の模様替えやら何やらをしていたら、畳の隅の方に何やら黄色い物体がゴロッと落ちていた。なんだろうと思って恐る恐る突いてみると、ビショビショに濡れてカチカチになったお手玉が.....。

昨日前の職場の先輩が、お土産にともって来てくれたもので、それをチビが散々口に入れて遊んだため、周りの生地が縮んで中のビーズが浮き出るほどになり、その後店の片隅に放置されたもの。どうも生地とビーズとの食感が良かったみたいで、うれしそうにハグハグしているのは見届けたが、まぁ大丈夫だろうとそのまま放置していたら、今度はお手玉が無残な姿になって放置されていた。

Yさんごめんなさい!でも、違う意味でチビちゃんとっても気に入ってます。
この後、紫色のカチカチも見つかり、今ポットの上で乾かしています。

あんにゃろぉぉぉ~~!!!

Oct 22, 2008

土に帰る

今日もはるばる千葉から、前の職場の先輩が来店してくれた。既に退職をされ、悠々自適(??)な暮らしをされており、手土産に手作りのお手玉を持ってきて下さった。

『おチビちゃんがかじって中のモノを食べないように気をつけて....!』と心配されていた通り、チビに渡した途端投げるよりかじっていた。さすがに中のモノを食べるほど食いついてはいなかったので、ご心配なく。その後、ちゃんと(?)投げて遊んでいました。

サラリーマンを退職すると、毎月定期的に入ってくる給料が無くなるため、自然と財布の紐が固くなる。そして商売を始めると、繁盛してもしなくても、やっぱりお金にシビアになる。売れなければもちろん、たくさん売れれば今度はもう少しいいモノを仕入れたいと欲が出て、手元に残るお金はいつも同じ。おかげで、スーパーの閉店間際の50%OFFシールを探し出す速さといったら....ねぇ~。

うちの店の向かいに証券会社があり、ここ最近の株価の下落のせいか、毎日たくさんの人が相談に訪れている。
『株が上がったら仏画を買うよ~!』と言っていたお兄さん、先日店に来て『それどころじゃない!』と嘆いていた。まぁ、無理もない。『今のうちに、一年分の米を買っておいた方がいいよ!』と真剣に言われ、本当にこの国、いや世界的にヤバイ状態なんだなぁと、しみじみ感じた。

うちの家のすぐ近くで、住宅街のど真ん中にもかかわらず農業を営んでいる家がある。いつも季節の野菜がたわわに実っており、生きとし生けるモノの行き着く先は、やっぱりここなのかな、と前を通る度に感じている。

あ~、なんだかモンゴルでまた馬に乗りたくなってきた。

Oct 20, 2008

またどうぞ!.....スリスリ

再び一週間のご無沙汰で.....。

この週末はありがたい事に、以前勤めていた職場の課内旅行でかつての上司やら先輩、後輩達がたくさんお店に来てくださり、ご祝儀とばかりにいろいろ購入してくださって、勤めていた頃は決していい職員ではなかったのに、皆さんの心遣いに感謝、感謝です。

一人のお客とじっくり話しながら接客する、というのがうちの普段のスタイルのため、15人近くの人が見せの中でウロウロしながらレジを待つ、ということはこれまで皆無で、しかも想い出話やら近況報告やらと話したいことも色々あり、更に更に、彼らが福を運んでくれたのか、他のお客さんもいつになく多く来店してくださり、うれしい悲鳴の一日でした。

当時は自分が鎌倉で暮らすことになるとは夢にも思わず、本当に人生先はどうなるかわからないもの。鎌倉だって死ぬまでいるかどうかわからないし、突然このブログで『明日からカナダで暮らしま~す!』なんてことになるかもしれない....。あっ、なんでカナダが突然出てきたかというと、うちの常連さんでカナダ帰りの子がいて、よく一緒にくっちゃべっているから。彼女曰く、カナダ、特にバンクーバーは雨が多いので住むにはあまり勧めないそうで、これまであっちこっち旅してきて、バンクーバーではないけれどカナダは住むのにいいなぁ~と思った国ベスト3に入っていたのに、チョット残念。

さて、新しい一週間が始まり、彼らもまたムシムシ仕事をしていることでしょう。
買ってくれた天珠のご利益は必ずあるから、私を信じて、今日も一日頑張ってね~!!

Oct 13, 2008

ん??

『さぁ~三連休、ばっちり稼ぐぞ~!!』と思っていた矢先に風邪を引き、最悪の3日間だった。
天気にも恵まれてお客さんの入りも良かったので店を閉める訳にはいかず、早く治して頑張らねばと思っていたものの病院は連休でどこもお休み。そこで仕方なく市販の「風邪薬」を買った。

仕方なく・・・と言うのは、市販の「風邪薬」を信用していないからだ。さすがに何十年も生きてきたので、「風邪薬」が風邪を治せないことは知っている。咳や鼻水などの症状を「緩和」させるだけだ。この「緩和」が私は許せないのである。

例えば、私が市販の薬で唯一信用している「バファリンプラス」は、確実に頭痛を止めてくれる。頭痛の原因を治さないまでも、少なくとも頭痛という症状が無くなる。しかし「風邪薬」は、完全に咳や鼻水を止めてはくれない。風邪を治せなくても、せめて完全にこの症状を止めてくれるのなら、『かぜぐすり~~!!』と薬局に駆け込むのだが、中途半端な「緩和」なのだ。そのくせ値段が高い。しかし今回、そんな持論を展開している訳にも行かず、「緩和」でもいいからとにかく少しでも改善したかったため、仕方なく「風邪薬」を買った。

で、結果は・・・・・
製薬会社様、ごめんなさい。
これまでの罵詈雑言、お詫びいたします。
しっかり「緩和」しています。やっぱり完全ではないけれど、「緩和」でもいかに重要であることがよ~くわかりました。少なくとも「パブロン」は、私の数少ないよく効く市販薬リストに入れておきます。

三連休もとうとう終わり。
私の風邪はまだ終わりそうも無いけれど、この週末は前の職場のご一行様がいらっしゃるので、頑張って治さなきゃ!

にしても、薬の名前って「ん」で終わるものが多いのね.....??
「バファリ」「パブロ」「セイロガ」「キャベジ」.......ね?ね?

Oct 10, 2008

コマスミダ~!!

明日から連休だし、ショーウインドウのディスプレイでも変えようと夕方からやり始めたら、あっという間に8時を過ぎてしまった。チビちゃんがママを待ち焦がれているといけないので(希望)、早く帰ろうと思って最後のメールチェックをしたら、前回のブログで書いたKさんから再びメールが。

『とうとう13日に日本を発ちます。これまでのお礼の品を送りましたので......云々』と、相変わらず義理堅い、優しいKさん。明日には店に届くそうで、何だろう~!と、少々ウキウキ気分。

風邪引いてオカマ声が治らない今日この頃、Kさんのおかげで明日も元気にお店に来る楽しみが増えたわん!!

Kさんありがとね~!!
韓国行ったらまた遊んでね~!!
屋台でまた一杯やろうね~!!
スンドゥブチゲ ジュセヨ~~!!

Oct 6, 2008

ミヤネダ~!

先日、以前日本語を教えていた韓国人のKさんからメールが届き、この9月に無事日本の大学を卒業し、今月中に韓国へ帰ると連絡があった。あの頃はありがとう、というお礼と、韓国へ帰ってからもヨロシク、という内容だった。

あれからもう何年経つのだろう?当時は私も時間に余裕があり、毎週土曜日の夕方から約2時間、みっちり(?)授業をした後、軽くコーヒーを飲んで雑談をし帰宅、という日々が約2年続いた。

Kさんは非常に優秀で、私が教えるまでもないかな?と最初は思ったが、学習すればするほど教科書で学ぶ会話と、日常会話とのギャップが顕著になり、授業後の雑談から得られるモノの方が大きかったかもしれない。

千葉の優秀な大学の博士課程を卒業し、日本での就職も考えたが、景気も悪いことだし、とりあえず韓国で就職活動をするとのこと。

当時は折りしも「韓流ブーム」真っ只中で、私はたまたま当てられた生徒が韓国人だっただけで「韓流ブーム」には全く縁が無かったが、Kさんが教えてくれる生の韓国情報やビデオなどの「おかげ」で、そこらのおばちゃんよりは詳しかっただろう。

Kさんは卒業し韓国へ、私はいつの間にか鎌倉へと、時の流れを実感する今日この頃。

写真は私のお気に入りだった韓国ドラマ『ごめん、愛してる!』。
ラスト2回をちょうど韓国を旅している時にホテルのテレビで見て、お気に入りになったもの。その後Kさんが全てCDにダビングして、プレゼントしてくれた。

だから、「韓流」にははまってないってば.......!?

Kさん、元気でね~~!!

Oct 4, 2008

シェルザウルス

鬼のように忙しい1週間でした。

月末の事務の忙しさの最中に新商品が入荷し、商品チェックや値付け、それに伴う店内レイアウトの変更など、更にそこへチビちゃんの検診やらなんやらで、文字通り「寝る間を惜しんでの」1週間でした。

まだ終わった訳ではないけれど、一応目星がついたので、チョット一服。

この写真、新しく入荷した「民族布を使った帽子」なんだけど、上の写真は仕入先の友人が送ってくれたサンプル画像。で、店内に飾るのに手頃なマネキンがないから、ダンボールとガムテープを駆使して作ったのが下の写真。

なんだろう~何がいけないんだろう~。貝の飾りがどうしても目に見えて、怪獣みたい。

忙しい最中に『う~ん、う~ん!』と悩んでいたら、夫から『ナニシテマスカ ???』と怒鳴られた。

やっぱりマネキン買おうかな.......。

Sep 27, 2008

コーヒー考

今日は涼しい~、むしろ寒いくらい!
こうなると、ホットのカフェオレが恋しくなる。寒い冬に、暖かいカフェでセンスのいい音楽を聴きながら、温かいカフェオレを飲みつつ本を読む。今の私の一番の「夢」かもしれない。
あと10年はムリかな....?

私の母親は、「コーヒーのお手前」などというカルチャースクールに通っていたほど、コーヒー好きだった。家には手動の「コーヒー豆挽き」があり、小さい頃はギコギコ挽くのが大好きで、豆のまま保存した方がいいのにも関わらず、家に有る全ての豆を挽いてしまい、怒られたものである。

その頃は母の入れた(たぶん)おいしいコーヒーに、たっぷり牛乳を入れた「コーヒー牛乳」が専らで、コーヒーの味など意識したことはなかった。しかし、初めての海外放浪で立ち寄ったイタリアのローマで、貧乏旅行だったため「マック」で安いハンバーガーをボソボソ食べていたら、若いお兄ちゃんが寄ってきて『終わった?じゃぁ行こう!』 ...... 『ど、どこへ?』と聞く間もなく、裏通りのお洒落なBARへ。カウンターだけの小さな店で、映画に出てきそうな粋なバーテンダーと、ちょい悪な親父達がコーヒー片手に話を弾ませていた。

お兄ちゃんが注文し運ばれてきたものは、小さい小さいコーヒーカップに凄~く濃そうなコーヒーが入ったもの。そこへたっぷりの砂糖を入れ、私に渡してくれた。彼がクイッ!っと一気に飲んだので、私も真似してクイッ!っとやると、めまいがして、その場にへたり込んだ。コーヒーを飲んでクラクラしたのは、後にも先にもこの時だけである。コーヒーの刺激が、そのまま頭の上に抜けていくような感じだった。今まで飲んでいた「お子ちゃまコーヒー牛乳」とは、当たり前だが格段に違った。

その後、またどこかへ連れて行ってくれるらしいお兄ちゃんをうまく巻いて、再び一人で貧乏旅行を始めたのだが、あの極上のコーヒーの味は忘れられず、日本に帰ってきてからも度々探してみたものの、当時(20年以上前)は「カフェ」ではなくまだ「喫茶店」の時代だっため、これが「エスプレッソ」だと知るまでに相当長い時間がかかった。

今は町に「カフェ」が溢れ、特にここ鎌倉は数え切れないほど「カフェ」が存在する。いつか時間ができたら、ゆっくり散歩をして自分のお気に入りの「カフェ」を見つけたいものだが、これも10年先になるかな?その頃はもう昆布茶だったりしてね。

Sep 24, 2008

チベット考

さわやかな秋風と頭痛明けの今日は、なんと清々しいことでしょう!
これでお客さんがいっぱい入ってくれたら言うことないけれど、まぁ、ぼちぼち頑張りましょう。

うちの店はチベット専門店のため、多少なりともチベットに関心がある人が多く訪れる。思い入れの強い人も多く、過去に行った想い出話や、チベットに関わることになったエピソードなど、皆思い思いに語る。感極まって涙を流される人も多く、チベットというものの位置付けについて、度々考えさせられる。

私がチベットを訪れるきっかけは、真面目なお客さん達と違って非常に不道徳なもので、もともと旅好きで、世界中を往復のエアーチケットだけを握り締めてフラフラしていた。そんな時、アイルランドへ向かう飛行機の機内上映の映画がとてもおもしろく、往復同じものを観たにも関わらずビィービィー泣いてしまい、その内容の一部にチベットのことが取り上げられていたため、『よし、次はチベットだ!』と決めただけだった。

その頃は、私の中でチベットについての情報は皆無だったため、「旅」となると身体中のアドレナリンが全開になる私は、本を読み漁り、ビデオを観まくり、ネットで調べまくり、気が付いた時には片言のチベット語を話しながら、往復のチケットだけを握り締めてラサの空港に立っていた。

...... チベットでのエピソードを書き始めると店の仕事ができなくなるので、それはまた今度ということで ......

私のこんな不謹慎なきっかけはともかく、チベットと言うものがなぜこれほどまでに人々の心を魅了するのか、この問いを自分に投げかけてから久しい。まだまだ、勉強が必要だ。

Sep 22, 2008

バファリンプラスでもいいよ!

昨日から頭痛が..... いわゆる精神的な、「悩みが多くて頭痛が....。」 と言うのではなく、ホントに頭が痛い方。
もともと頭痛持ちで、何かと言えば頭痛が起きる。例えば風邪の引き始め、眼の使い過ぎなど、体調の崩し始めは全て頭痛が起こる。小さい頃からこの傾向があり、いつもは元気いっぱい夢いっぱい走り回っているのに、年に一度、決まって年度末、大きく体調を崩す。熱が40度近くまで上がり、『天井がゆらゆらしてるよ~!』と言っては、母親を心配させた。ちょくちょく風邪を引いたり熱を出したりする姉と違って、このとき以外はあまりにも元気のため、そのギャップにハラハラさせられる母は、『姉よりも性質が悪い!』といつも嘆いていた。

さて、この付き合いの長い頭痛だが、空白の2年間がある。

初めてチベットを旅した時、高山病の前兆である激しい頭痛に悩まされた。一番低いところでも富士山の頂上くらいと言われるチベット、起こりうるであろうこの頭痛を予測して、1週間の滞在の最初の3日間はラサ市内や近郊をプラプラする程度の、あまりムリをしない日程を組んだ。これは正解だったが、毎晩今までに経験したことのない、激しい激しい頭痛に襲われ、ベッドでのた打ち回っていた。夜でもまだ明るい外をホテルの窓から眺めながら、『あたし、こんなところで何やってんのかしら....?』と自問自答していたのを思い出す。

日本から持参した常備薬の「バファリン」は全く効かなかったが、ラサからバスで2時間くらいのお寺へ行った時に、隣に座っていたお坊さんが勧めてくれた10粒入ってわずか1元(16円)の怪しい頭痛薬はよく効いて、身体の慣れもあってか4日目ぐらいからは徐々に回復し、帰る時にはをすっかり忘れていたが、あのよく効いた怪しい薬だけは2箱買っておいた。

日本に戻って来て、いつもと同じ忙しい毎日を送っていたある日、ふと気が付いた。頭痛がしていないのだ!常備薬の「バファリン」も、買い置きしておいた「怪しい頭痛薬」も、全く使っていないのである。これは、私にとって画期的なことだった。たぶんチベットで、身体のあらゆる器官が活性化したんだろうと、勝手に結論付けておいた。

その後3回ほどチベットを訪れ、2回目はまだ現地で頭痛がしたが最初ほどではなく、後半2回は全くしなかった。つまりこの頃は、日本はおろかチベットでも頭痛知らずで、夢のような健康状態だった。

最後に店の品の買い付けにチベットを訪れてから、もう半年以上が経つ。最近また以前のように、頭痛が度々起こるようになった。

チベットエキスが切れてきたかな?
飛行機のチケット代が「バファリン」くらいだったらいいのに....。

Sep 19, 2008

ボクノ オトウサン

ホントに勝手がいいもので、チビが店にいると仕事がはかどらないため『(家に)帰れ~帰れ~!』オーラを出して追い出し、でもいざ帰られると無性に顔が見たくなって仕事にならない。だからいつも夫に怒られる。一番理想なのは、横にいて、仕事に邪魔にならないよう誰かが相手をしていてくれること。こんなこと言ったら、また夫にドヤされるだろうな....。

親類縁者もいない鎌倉では、もしチビを預けるとしたら保育園しかなく、1歳半ではまだその気になれず、そうなると夫と二人で頑張るしかない。幸いご近所さんや大家さんなど、気に掛けてくれる方がオヤツなどの差し入れや遊んでくれたりするため、チビも寂しい思いはしていないだろうが(たぶん....)、一日中あっち行け~!こっち行け~!と怒られっぱなしで、うんざりしているのは間違いない。まぁ、親を選んで生まれて来れないし、これがあなたの運命と諦めてちょうだい。

そう言えば先日、夫がたどたどしい日本語でチビに呪文のように教えていた。
『ボクノ オトウサンワ ボクノタメニ ニッポンニ キマシタ』

おいおい、私のためじゃなかったんかい!?