Dec 21, 2010

クリスマスの事情


今日は保育園でクリスマス会だ。何週間も前から飾りやブローチなどを作り、クリスマスソングを練習してきたチビ達の集大成の日でもある。クリスマスらしいクリスマスを初めて過ごすチビが、どんな笑顔で帰ってくるのか、朝から非常に楽しみだ。

チベット仏教が深く根付くモンゴル人の夫は、これまでクリスマスのイベントをしたことがない。最近では故郷の街中にも、多少のクリスマスデコレーションはされるそうだが、日本の比ではない。私にとってクリスマスのイメージは、断然ファミリークリスマスである。イブには家族揃ってケーキを食べ、翌朝には必ず枕元にプレゼントが置いてあった。母と姉と3人で作ったケーキと、父が買ってきたケーキがダブってしまうという、夢のようなハプニングもあった。また、願い通りのプレゼントが贈られず大泣きした翌日の晩に、自分の自転車の籠に欲しかったおもちゃが入っていたこともあった。どれもこれも懐かしい、素敵な想い出だ。

そんな一大イベントを宗教の垣根を越えて我が家でもと思い、1ヶ月前から着々と準備を始めた。我が家のサンタはネットが得意で、早々にチビが熱狂していた「トイストーリー」の等身大バズ人形を格安で手に入れ、店の棚の奥深くに隠し置いた。しかし、チビの心は最近では専ら「アンパンマン」に移り、これはまずいと危惧したせこいサンタは、昨晩ツタヤで「トイストーリー3」を新作にもかかわらずレンタルし、チビの「バズ狂」を再び呼び起こさせようと策略を図った。その甲斐あって、単純なチビは今朝はすっかりバズモード。しめしめ、とほくそ笑むせこサンタ。

まぁ、ファミリークリスマスなんてこんなものです。それぞれの家族の事情の中で、出来る限りのことをやればいいのです。

クリスマスケーキはたぶんホットケーキ。
だって私、生クリーム嫌いだから。
これも大事な家族の事情です。

HappyMerryChristmas ♪♪

posted by 天珠/曼荼羅/仏画の通販・販売 チベット専門店【蒙根】