最近英語のブログが少ない!と外国人の友達に怒られた。
やっぱりバタバタしている時というのは母国語の文章の方が楽なもので、バイリンガルの人でも喧嘩の時は母国語になる!というし、なんちゃって英会話ならなおさらのこと!........
ごめんね~もう少し暇になったら英語で書くね~!
夫と喧嘩をする時、二人の共通語が英語のため喧嘩の際も英語を使うのだが、微妙なニュアンスが伝わらないせいか、これがよけい喧嘩をこじらせているのではないか、といつも思う。
曖昧表現が豊かな日本語は、その中でも自分の曖昧さに一番ぴったりな表現を探し出して言葉にする。日本人同士ならすぐに分かり合えるこの部分を、英語を使うと一から説明しなくてはならず、ただでさえ喧嘩して頭に血が上っているのに、この作業はイライラに拍車をかける。
以前大喧嘩をした際、頭にきた夫が吐き捨てた言葉が
『F◎ck You!!』 だった。
この時、私は夫に分からないように陰でこっそり吹き出していた。モンゴル人とはいえ、コテコテのJapaneseの顔にこの言葉はあまりにも不釣合いで、すごーく頭の悪いやんちゃなガキが、ハリウッド仕込みに中指立てながら言っているような、バカバカしさを感じた。本人はどういうつもりで言ったのか聞いたことは無いが、無意識に出たのならたいしたもんだ。
こんな環境で育っているうちのチビは、バイリンガルとは程遠い、英日中蒙のミックス語になってしまい、親の私でも何を言っているのか分からないことが多々ある。
少し前にホームセンターへ行った時、キッズコーナーで5~6歳の男の子が遊んでいたため、大喜びで彼に駆け寄って一生懸命ミックス語で話し掛けているチビに、この男の子は困惑した顔で『お前、うるさ~い!』と言って逃げて行ってしまった。ひとりポツンと残ったチビの後ろ姿は、ちょっぴり切なく哀愁が漂っていた。
泣くなわが子よ!
うまくいけば(......うまくいけばだけど....)、普通の人よりもたくさん友達を作れる可能性を秘めているのだから。
パパの英中蒙は怪しいけど、ママの日本語は完璧だから、少なくともママとはいっぱいビミョーに話そうねぇ~!