Nov 30, 2008

こぐまちゃんなら?

先日の友人に続き、また私の誕生日プレゼントの中にチビへのプレゼントが紛れて(?)いた!
皆さん気を遣って下さって、本当にすみません。私だけでいいんですよ~!私だけで!私は忘れないでね~!!

送ってくださったのは、かつての職場の先輩。彼女のお子さんが小さかった頃、何百回となく読んだそうだ。いつも子育てがおざなりのため、こういう贈り物は本当にありがたい。ただ私、絵本読むの苦手なんですよね~。なんていうか、「こっぱずかしい」て言うのかな?登場人物(動物)ごとに声色変えたり、文に抑揚付けたり、っていうのが出来ない。まぁ、夫が近くにいなくて、チビが本気で聞く気があるなら頑張っちゃうけど、同じソファに夫が座っていて、チビもなんだか聞きたいのか聞きたくないのかわからないような状況だと、こっちも演技が中途半端になり、そうなるとチビも他の事に興味を示しだし、と悪循環。チビちゃん、ママはずしたね!

せっかくの誕生日に夫が『ケーキでも買ったら?』と言うが、うちは二人でお店をやっているため財布は一つ。ケーキを買うにしても、夫が私にプレゼントを買ってくれるにしても、全て家のお金から、つまり店の稼ぎから、ということになる。そうなると、私の誕生日だからと言って贅沢する気にはなれないし、家のお金を使ってまで欲しい物もないし、俗に言う「自分へのご褒美♪♪」と言うほどいい事もしていないし、..... 何も無い。チョット味気ないかな?

まっ、誕生日の記念に、せめて今日は「しろくまちゃん」にでもなりきってみるかな!

 ひとつ ふたつ みっつ
 たまご ぽとん
 あっ われちゃった

........ う~ん、ムリッ!

Nov 29, 2008

長寿の果て

昨日、私の誕生日プレゼントにと、千葉の友人がはるばるプレゼントを送ってきてくれた。離れていてもいつも気遣ってくれる友人に、感謝、感謝である。決して「若い」と言える年齢ではないが、近所のオバサマ達が皆私よりも年上のため、『若くっていいねぇ~!』とよく言われる。この年の差は縮まることがないので、死ぬまで「若い」って言ってもらえるんだろうなぁ~と、少々苦笑いだ。

天珠の効果には、「健康と長寿」を謳っているものが多い。しかし、店に訪れる客のほとんどが『健康は良いけど、長寿は要らない。』と口を揃えて言う。長寿大国日本の国民が「長寿」を望まないとは、何とも皮肉な話である。しかし、連日テレビのニュースやドキュメンタリーで、老人介護の大変さ、認知症の恐怖などを放送されると、自分のみならず大切な家族に害が及ぶことを危惧し、長生きしたい気持ちが冷めてくるのは当然と言えるだろう。

以前年金や福祉に関連した仕事をしていたため、出生率がどんどん低下し、年金受給者を働き手だけでは支えきれなくなる未来と、そういった情報が年金未納者の増大を加速させている現実を目の当たりにし、年金だけではない何か他の収入源を死ぬまで確保していないといけないなと、肌身で感じた。

しかし、真面目に支払っていた人達は、必ず恩恵を受けている。普通の老齢基礎年金はもちろんのこと、不慮の事故で障害者になったり働き手を失った家族に、障害基礎年金や遺族基礎年金など、額は十分ではないかもしれないがきちんと支払われ、窓口で涙を流されたことも度々あった。真面目にコツコツ納めてきた正直者がバカをみることだけは、決してあってはならないと思う。

なんだか政府広報のようになってしまったが、友人から送られた私へのプレゼントの中に、チビ用のサンタの衣装が同包されていた。サンタのコスプレでトイレの上に乗って遊んでいるチビの背中を見ながら、この「チビサンタ」がせめて「パパサンタ」になる日までは、元気に生きていたいなぁと、天珠の効果を期待しながら、毎月の高い年金保険料をせっせと納めている。

Nov 27, 2008

烙印

寒いよぉ~。
店の入り口を開けているので、暖房していても北風ピューピューで、手をこすり合わせながらブルブルしている。これじゃあ、今日も1日HPの更新に明け暮れそうだな。

最近車検だの免許証の更新だの保険の更新だのと車づいていて、毎日車検証を眺めている。どれもこれもお金のかかることばかりで、普段は車をあまり使わないが、店の消耗品などの買い出しで少し離れたホームセンターへ出掛けるため、どうしても車は手放せない。

全く知らなかったのだが、免許証の更新手続きが大きく変わっていた。「優良」「一般」「違反」「初回」の4区分に分かれており、更新料も優良が2,800円、一般が3,150円、違反と初回が3,800円と差が付けられていた。

「優良」は、これまで通り、な~んにも無かった人。いろんな意味でうまい人。「一般」は、軽微な違反が1回だけの人。ちぇっ、見つかっちゃった!って人。「初回」は、文字通り初めての更新で、しかも初めてなのに1回見つかっちゃった人もここ。「違反」は、軽微な違反が2回以上、または違反事故のある人。つまり、また見つかっちゃった人と、あ~、やってしまったという人。

これらの区分により、免許証の裏に大きくど~んと「違反」と判子が押される。けっこう嫌なものです。そう、私今回「違反」だったんです。シートベルト2回捕まって..... しかも全て前職の勤務中の、訪問先へ行った帰りと、出張の帰り。走り出して2~3分のところで、御用となった。

鎌倉に来て住所変更をしたため、免許証の住所が裏書になっており、いろんなところで身分証代わりに免許証を提出すると、新住所の下にど~んと「違反」と書いてあるため、みんな必ず凝視する。違反の言い訳をするのもみっともないので、『今、書き換え中で、ヘヘ.....。』と言いながら場を和ます。新しい免許証が出来るまでまだまだ1ヶ月以上あり、当分この状況が続きそうだ。

以前シートベルトをしなかったのは、スーツの襟が曲がるのイヤだったから。お巡りさんが聞いたら呆れられそうな言い分だけど、襟がグシャッ!ってなるのがどうしても許せなかった。今は毎回ちゃんとシートベルトしてますよ~!だって、スーツ着なくなったからね。

さて、5年後の「優良」スタンプ目指して、いろんな意味で気をつけましょう!

Nov 26, 2008

ヒール

相撲が終わり、初場所まで一番の楽しみが無くなってしまった夫。日本の相撲は、今や安馬改め日馬富士が大関に昇進したり、両横綱がモンゴル出身だったりと、モンゴル族の夫を楽しませるには十分の材料だ。なんだかんだ言われても、やっぱりお気に入りは朝青龍。夫に限らず、モンゴル族の中では朝青龍の人気は絶大だ。力強い戦いぶりはもちろん、風貌といい、やんちゃな性格といい、彼こそモンゴリアンヒーローと言う人は多い。

先日ひょんなきっかけで、ネットの「花占い」をやることになった。、生年月日で占うのだが、私の場合は「キク」となり、要旨は「本物志向で、目的が決まるとそこへ一直線、まっしぐら」だそうだ。まぁ、結構当たっているかな、と。

小学校の低学年の時、たかだか夏の自由研究で水の性質について調べるのに、お年玉を叩いてプロ並みの顕微鏡を買い、意味があるような無いような論文を書き上げたり、どこでも走る強い車が欲しいからと、オフロードを走る訳ではないのに世界No.1オフロードカーのクライスラージープを買って、台風の最中他の車が立ち往生をしているところを悠々と走り抜けたりと、すごいんだかすごくないんだかよくわからないが、昔から「凝り性な本物志向」であったのは確かだ。

チベットに行ったきっかけも、映画で観たチベットに関する内容に興味を持ち、本や映画では飽き足らず「やっぱり本物を見てみなきゃ!」となったためで、決断した後は早い、早い。寝る間を惜しんで調べるので、大抵2日後には格安チケットをネットで予約している。

さて、そんなチベットで見つけたモンゴル族の夫は、本物の遊牧民であり、本物の騎馬民族だった。彼の足とも言える馬を操れない日本では、まだまだ彼の真価を問うことが出来ないが、短気で横柄な性格だけは、朝青龍並みのヒーローだ。

「花占い」に興味のある方はこちらをどうぞ>>>ここをクリック

Nov 25, 2008

車検代が欲しい!

三連休が終わり、近所の店ではクリスマス商戦へとディスプレイの変更を始めた。「チベット仏教美術品」を扱ううちとしては、クリスマス商戦は魅力ながらもツリーを飾るのはやっぱり便乗し過ぎかと、その辺は自粛した。やっぱり専門店らしく、正道で行きましょう。

そんなこんな(?)で、やっぱり夫の中で「クリスマス」と言うものは特別なものでは無い。私の幼い頃のように、父親が黙って枕元にプレゼントをこっそり置いたとか、サンタに手紙を書いたとか、そんなかわいらしい想い出は皆無である。だからまだ結婚する前、チャットやメールでクリスマスの日に話しをしていても、普段と何ら変わることはなかった。まぁ私の中で、多くの若い日本人が抱く「クリスマスには恋人と一緒じゃなきゃ!」という強迫観念はあまり無いため、その時は何とも思わなかったが、日本に来て、チビが産まれて、この先「パパサンタ」の扱いをどうしようかと、思案している。

私の幼い頃のクリスマスの想い出は鮮明で、当時は誕生日よりも嬉しかった。二段ベッドの下の段の自分の砦で、こっそりサンタにお願いをし、クリスマスの朝にはちゃんと枕元に希望のプレゼントが置いてあった。だんだんとサンタの存在が分かりかけてきた頃、お願いした物と違うおもちゃがプレゼントされ、大泣きした翌日の晩、父が仕事から帰って来ると、外に置いてあった自転車の籠にお願いしたおもちゃが入れてあり、大喜びしたのを今でも憶えている。いい親に育ててもらったものだ。

さて、1歳のうちのチビちゃんには、まだ「クリスマス」や「サンタ」の意味がわからない。だから今年は夫に「ファミリークリスマス」の楽しさだけ体験してもらおう。
せっかくだから、『日本では「クリスマス」に子供と奥さんに感謝してプレゼントする日なのよ!』って教えておこう。
むふふふ.....。

Nov 21, 2008

夢で逢えたら~♪♪

昨日、うちの店のすぐ裏にあるホテルで映画の撮影があり、岡田准一が来ていたそうだ。そのホテルの前はチビとの買い物&散歩コースだったため、いつものようにお昼の買い物を済ませて歩いていると、たくさんの人だかりと物々しい警備にぶつかり、『何だろぉ~?』と思っていたら、そういうことだった。残念ながらこれまで岡田准一の作品とは縁が無く、ルックスも私好みではないため気にしたことも無く、ここに書くのに「じゅんいち」がどんな漢字なのかネットでやっと調べたくらいだ。だから背伸びをすれば「生岡田」を十分拝めた場所にいたにも関わらず、それすらしなかった。彼のファンが聞いたら怒鳴られそうだ。

鎌倉は土地柄、有名芸能人をよく目にする。普通にスタバに並んで待っていたら、前の人が有名女優だったり、町を歩いていて肩がぶつかって『すみません。』と謝ったら、有名小説家だったりと、結構頻繁にあって、『へぇ~、あの人もこの町に?』という感じだ。友人に、私が有名芸能人に会う確立が高い、と言われたことがある。狙っている訳ではないし、狙っても会えるものではないが、そう言われてみるとそうかもしれない。

そう言えば、以前千葉県の知事選で森田健作が立候補した時、ちょうど千葉の駅前で彼が遊説しているのに遭遇し、彼を見たさに集まる人込みの向こう側に急いで行きたかった私は、なんとかその群集を掻き分けようやく一つの空間に辿り着くと、目の前にはマイクを持った森田健作が!シーンと静まり返る人込みの中『ヤバイッ!』と一瞬にして悟り、しょうがないから『頑張ってください!』と握手を求め、満面の笑みで『俺は男だ~!』と一緒に叫んだものだった。恥ずかしい.....。

誰と逢えたら嬉しいかなぁ~?私の好きな人達は、みんな鎌倉に来そうも無い人達ばかりだからなぁ~。
リー様~♪♪

Nov 20, 2008

朝ラテ

寒~い!
あまりの寒さに、何ヶ月も封印していたスタバの「朝ラテ」を再開してしまった。朝から370円のスタバのラテは贅沢だとず~っと我慢していたが、今朝の凍りつくような寒さに、通勤コースであるスタバの前を素通りできず、せめてもの節約でSサイズの320円にして、買ってしまった。

お味は.....?
もちろん、おいしぃ~!身体が温まるぅ~!至福のひとときです。
320円を使ったからと言ってもちろん店が潰れる訳ではないが、このご時勢、節約、倹約に日々努めている中、真っ先に削減となったのは私のコーヒー代。まぁ、私だけの贅沢だからね、当然と言えば当然。

あぁ~、一生懸命味わっていたのに、Sサイズだからあっという間に無くなってしまった。がっくり.....。でも、気分もリフレッシュできたし、おかげで後で来る夫やチビちゃんに3分ほどは優しくできそう!

さぁ、いつまでも悔やんでないで、「朝ラテ」が毎日出来るような身分になれるよう、今日も一日頑張りましょう!!

Nov 18, 2008

FMヨコハマ

昨晩閉店後に一人黙々と作業をしていたところ、あまりの静けさになんだか物寂しくなったため、何かいい手はないかと思案したところ、『そうだ、ラジオをつけよう!』ということになり、なんとかチューナーを合わせ、目的の「J-WAVE」はうまく入らなかったが、一番クリアに入っておもしろそうな「FM横浜」を聴き始めた。

千葉にいた頃は車での移動がほとんどで、特に週末は片道2時間以上の道のりを往復することが常だったため、暇つぶしと眠気抑制のためにいつも「J-WAVE」を聴いていた。思えばラジオとの付き合いは、インターネットなんて身近に無かった幼い頃、音楽をカセットに取り溜めるために音質のいいFMラジオを聴き始めたのが最初で、受験生の頃の深夜ラジオなど熱狂的なファンではなかったものの、ラジオは身近な情報ツールの一つだった。鎌倉に来て車の移動が減ったため、久々にゆっくり聴いたラジオの独特な世界観は、でしゃばり過ぎず、心地よく、ながら仕事にちょうど良かった。

夕べからの名残で、そのまま朝からラジオをつけてお店を開いた。静かな曲が流れている時はいいが、ロック調の激しい音楽やトラフィックインフォメーションは、やっぱり店の雰囲気に合わない。でも、なぜだか消す気になれず、店長の権限ということでそのまま1日押し通した。

夕方の5時を過ぎ、店の周りが暗くなって、それと同時に雰囲気のある洋楽がラジオから流れ、何とも言えないノスタルジアな雰囲気が店中に漂よい始めた。鎌倉に来る直前までジープに乗っており、夕日の中、長く真っ直ぐな道を走りながらそんなノスタルジアな音楽を聴いていると、まるで「Route66」でも走っているような、ここはシカゴかサンタモニカか、みたいな気分に簡単に浸ることができ、そんな「妄想旅行」をよく楽しんでいた。

きっと今日ラジオを消せなかったのは、相変わらず店の営業で「籠の鳥」状態が続いているため、「妄想」でもいいからどこかへ旅をしたかったからかもしれない。

おっ、マライアのクリスマスソングだ!取り合えず NewYork 行ってきま~す!

Nov 15, 2008

パンパンパン♪パンパンパパン♪♪

今朝店へ向かう途中、近くのパン屋が月に一度の「サービスデイ」の看板を掲げているのを見て、普段は贅沢だからと我慢していた専門店のパンを、今日は久々にチビを連れて買いに来ようかな、と目論んでいるうちに、かつて友人が送ってくれたおいしいパンを思い出した。

私と同じパン好きの友人は、遥か京都から東京町田のおいしい天然酵母パンの店を見つけ、千葉に住む私のためにオーダーしてくれた。おいしくて、おいしくて、その後職場の後輩の奥さんの実家が町田で度々帰省していることから、帰りに買ってきてもらったほどだ。焼き立てならもっとおいしいだろうにと、この距離が恨めしかった。

私のパン好きは小さい頃からだが、天然酵母パンの存在を知ったのは20年近く前の、東京の代々木近くで働いていた頃で、近くの小さなパン屋の独特の味がおいしくて、当時はまだ天然酵母などさほど注目されておらず、固いけど味わい深いパンにはまっていった。

仕事が変わって千葉に移り住むと、近くにおいしいパン屋は無く、天然酵母パンは東京へ行った際のお土産程度のものとなり、私の日常から消えていった。しかし、運命の赤い糸(?)は繋がっているもので、ほどなくして東京から移り住んできた女性が、自宅の一角で天然酵母のパン屋を始めた。所詮そこらにある手作りパン屋だろうと思ったものの、家から歩いてわずか数分の場所だったため、取り合えず様子を見に行き、試食用に小さなものを一つ買って店を出た。待ち切れず家までの帰り道にパクついてみると、そう、忘れかけていたあの味だった!

半分食べかけのまま急いで店に戻り、大きいサイズのものを購入した。オーナーと話をしてみると、歳が近いことやお互い都会からの移住ということですぐに意気投合し、その後は私好みのオーダーで焼いてもらったり、夜な夜なお邪魔して語り合ったりという親しい間柄になり、私の天然酵母パンは再び日常のものとなった。

その後しばらくして彼女はパン屋をたたみ東京へ、私も鎌倉へと移住し、少々値の張る天然酵母パンは、再び私の非日常となってしまった。今は近くのスーパーの「食パン6枚切り98円」が超日常だが、これはこれでおいしい。そして毎朝、このパンを9等分し、小さな小さなフレンチトーストを作る。チビちゃんのお気に入りの一品だ。

運命の赤い糸が結ばれているのなら、きっとまたこのパンに巡り会えるだろう。今度はどんな状況だろうか?その時まで、ムリせずこの超日常パンを楽しんでいたいと思う。

Nov 13, 2008

ちゃん!

やっと太陽がお目見えし、朝から2回の洗濯を終えて店に直行。
やっぱりどんよりとした曇り空よりは、すっきり晴れた青空の方が元気になれる。カナダ帰りの常連さんが、『バンクーバーに移住してきた日本人のほとんどが、年中曇り空の天気に滅入っている。』と話していたのを思い出し、今なら分かる気がすると一人うなずいていた。やっぱりお天道様は偉大だ!

鎌倉の鶴岡八幡宮から海岸に向かって延びている若宮大路を、天気のいい日中に海岸に向かって散歩をすると、最高に気持ちいい!まぁ、現状天気のいい日中に散歩なんぞできないのだが、一度だけチビの検診で市の福祉事務所を訪れたことがあり、初めての場所で地図を見ながら探していると、まさに若宮大路の海岸近くにあり、その日は天気も快晴で、道中のわずかな時間ではあったが、チビとの贅沢な散歩時間を楽しむことが出来た。

随分いい所に住んでいたんだなぁ~、と改めて鎌倉を見直していたところ、夫がいつもよりも少し遅めに店に到着した。何かあったのかと聞くと、チビが二度寝してしまい、起こすのもかわいそうだったため、
『オトウサンガ ベビーカーデ キルノ ミテマシタ。』
『???』
もしや?と思い、新聞のテレビ欄を見ると、やっぱり....... 
「子連れ狼」が朝の10時30分から放映されていた。

いつもベビーカーでチビを連れ出しているせいか、北大路欣也(私は萬屋錦之介世代だが)に自分を重ね合わせていたかどうかは分からないが、少なくとも外国人の父性は刺激されたようだ。

あの若宮大路も、夫とチビとの散歩コースに違いない。数日前にベビーカーが壊れてしまい、買い直そうか、このまま成長を見守るか、ずっと思案していた。シトシトピッチャンされるのもなんか悔しいから、やっぱり買い直すのやめようかな....。

Nov 10, 2008

チョビチョビ

新聞の下段にある雑誌の新刊紹介で、「AERA」の記事を見てギョッ!とした。私がかつてここで書いた、唯一お気に入りの韓国ドラマ「ごめん、愛してる!」の男の主人公、ソ・ジソプが表紙を飾っていたからだ......しかも小汚くなって........。

小汚い話はチョット置いといて、「AERA」の表紙と言えば、(たぶん)それなりに時の人が載ると思うのだが、なんで今この人なんだろう?また韓流ブームでも起きているのかな?なんせ普段あまりテレビを見る時間が無いし、かつての教え子である韓国人留学生も母国に帰ってしまって生の韓国情報も皆無だったので、朝から新聞を見ながらあれこれ思索を巡らしていた。

で、小汚い方の話と言えば、全くの主観だが、私、髭が嫌い!特に、この手のチョビチョビ髭が、鳥肌が立つほど嫌い!一時期(今も?)若い男の子の間でチョビチョビが流行り、都会を歩いているとあっちこっちでチョビチョビしているのを見かけ、鳥肌の休む間もない状態だった。当時勤めていた職場でこの話をしたら、意外とチョビチョビ好きの女の子が多くて、非常に驚いたのを憶えている。

何がイヤなんだろう?と考えた。男も女も色気のある方が好きだが、いわゆる「ちょい悪」オヤジの色気は嫌いだ。なんだか不潔(失礼!)そうな、イヤラシイ感じに見えてしょうがない。だからと言って、清廉潔白、純粋無垢な、さっぱりした感じも味気ない。この辺の微妙なサジ加減が、私の好みを左右する。
まぁ、亭主持ちの私のたわ言など、皆にとってはどうでもいいだろうが........。

「ごめん、愛してる!」の女の主人公、イム・スジョン、かわいかったなぁ~!ソ・ジソプよりこっちの方がいいや。元カノのKちゃん、元気~~?

Nov 8, 2008

男の背中

この写真、店の裏玄関に置いてあった私のブーツと自分の靴を持って来て、どこか連れて行ってくれないかなぁ~と、外を見ながら背中で訴えている図。

泣いて叫ぶのなら『ダメッ!』と怒れるものの、こんな風に背中でせがまれちゃ、『何も言えねぇ.....。』
しょうがないから、チョット近くのスーパーまでお出掛け。

この写真、将来本人に高く売りつけてやろう!!

Nov 7, 2008

イェ~イ!!

最近のチビのお気に入りは、ハイタッチ!!
右手を挙げながら『イェ~イ!』と言ってタッチを求めて来る。
ボーリングに連れて行った覚えはないし、いつ、どこで覚えたんだろう?

パズルがうまく出来ると『イェ~イ!』
お外に行くとなると『イェ~イ!』
おいしいものを食べると『イェ~イ!』
........基本的に彼の喜びのポーズとなっているようだ。

しかし、一つだけ悲しみの『イェ~イ!』がある。

私に『こらっ~!!』と怒鳴られると、物凄く悲しい顔をして泣く。
見る見る大粒の涙が溢れ、鼻水はダラダラ~。
そんな時、彼は最後の力を振り絞って、仲直りの『イェ~イ!』にやって来る。
顔は涙と鼻水でグシャグシャなのに、何とか笑顔を作ってやって来る。
そんないじらしいことをされたら、バカな母親はイチコロさ!

さっきも私に怒鳴られて、真っ赤な顔をして泣きながらハイタッチに来た。
奥でネックレスを作っていた夫が、見ていられなくなってチビを外へ連れ出した。
今度は歓喜のハイタッチ!
.........って、またしてやられたのかな。 ルン♪♪

Nov 5, 2008

ポテトコンボ!

夕べはなかなか寝てくれないチビちゃんの相手をしていたら、自分の寝る時間がすっかり遅くなり、気だるい朝を迎えております。バリバリ仕事をする気にはなれないため、リハビリを兼ねてブログの更新。

昨日の歯医者、原因はかつて「知覚過敏」の回避のため、歯の根元を覆っていたものが1mmほど欠け、そこから冷たい水などが入ってしみていた、というものだった。歯磨きはちゃんとやっていたため、虫歯ではないだろうと思っていたが、一応調べてもらって一安心。でもこの「知覚過敏」対策、歯を削らずに上から歯と同じエナメル質のモノを糊でくっ付けるだけなので、どうしても取れ易く、長くても2~3年がリミットだと言う。

『そう言えば、前通っていた幕張の歯医者さんもそう言ってました。』
と話したら、この鎌倉の歯医者さん、かつて幕張本郷に住んでいたため、幕張をご存知とのこと。

『どこの歯医者さん?』
『海浜幕張の映画館の下の.....』
『あぁ、路上に面した?』
『そう、そう!』

などと、しばし幕張談義。懐かしい~!

あの映画館にはよく行ったなぁ~。
「COSTCO」や「カルフール」など、まだ出来て間もない頃の常連で、気が付いたらあの辺り一帯にいろんなお店が建ち並んでいた。「カルフール」は出来た当初、輸入食材などが豊富で面白かったが、その後業績低迷で「AEON」が経営するようになると、すっかり庶民的なスーパーになり、それと共に全く行かなくなった。だって、何も幕張まで来て「TOPVALU」を買う必要は無いからね。

鎌倉からさほど遠くない「金沢八景」に「COSTCO」があるらしいが、時間が取れないため行ったことがない。そうこうしている内に、メンバーの期限が切れてしまった。これでまた足が遠のきそうだ。

「COSTCO」のディナーロール、食べたいなぁ~!

Nov 4, 2008

虫歯建設株式会社

歯が痛くなって、歯医者に行くことになった。
冷たいものがしみるなぁ~、熱いものまでしみるようになってきたよぉ~、なんだか夜ジンジンと痛む......。ということで、痛み出してから早1ヶ月、連休明けの今日なら店も暇だろうと、ようやく行くことを決断した。いざ行くと言っても、ここ鎌倉で歯医者にかかるのは初めて。鎌倉は病院や歯科医院は溢れているため、その中から選ぶのも一仕事である。そうなると、どうしてもネットに頼らざるを得ない。ネットの口コミ情報は、これまでの経験であまり当てにならないことは知っているが、鎌倉の歯科医院に関して無知の状態なので、やはりネットの情報源は重要だ。
私にとって良い歯科医院の位置付けは、まず最新設備であること。歯科医はもちろん歯のお医者さんだが、私は技術者だと思っている。技術者は本人の才能はもちろんだが、それを手助けする最新機器も欠かせない。そして治療方法もどんどん新しくなってきているため、勉強を怠らない研究熱心な先生が理想だ。

鎌倉に来る前に住んでいた千葉で当時通っていた歯科医院は、場所が気に入ったため開業前の工事中に予約を入れ、その後先生が気に入って、以来ず~っとお世話になっていた。もともと歯は丈夫で虫歯があったわけではないが、強く磨き過ぎのいわゆる「知覚過敏」というヤツで、歯茎がどんどん下がり、神経部分が外に現れて過敏になっていたらしい。で、その部分を小さな義歯で覆い、謎の光を当てて神経を鈍らせ、後は半年に1回ほど歯を綺麗にしてもらったりしていた。鎌倉に来てからすっかりご無沙汰で、お別れの挨拶ができなかったことが今でも悔やまれる。

歯と言えば、うちの母親の自慢の種だった。
小学校のときに「歯科優良児」に選ばれたのが唯一(?)の勲章だったらしく、50歳過ぎた頃でも『お母さん「歯科優良児」だったから....。』と話題に上り、『今いくつよ!?』と突っ込みを入れたものだった。そんな母親だったため、小さい頃から歯磨きにはうるさく、おかげで磨き過ぎてこの様よ!何事もホドホドがいいようだ。
さて、草原で育った夫は、案の定歯には無頓着である。歯ブラシを持ってチビを追っかけ回している私を見て、『まだ早い!』とチビの味方に付く。私に隠れてこっそりコーラを飲ませたり、ミルクに砂糖をたっぷり入れたりと、いつだってチビのご機嫌取り。『成人してから困るのはこの子なんだから!』といくら注意しても、チビの笑顔見たさに繰り返す。全くもぉ~!!
『でも、そう言いながらお前は歯が痛いんだろう?』と言われてしまった。
そうだった。忘れていた。なんかまたシクシクしてきた。撃沈.....。

Nov 2, 2008

持つべきものは.....!

私が仲良くなる人というのは、ところ変わっても皆性格が同じようで、最近店によく来てくっちゃべってる女の子は、高校時代やサラリーマン時代の仲のいい後輩によく似ているし、『株が上がったら「仏画」を買うよ!』と言っていたお兄ちゃんは、株は上がるどころか急降下なので、さすがに『仏画はまだ?』とは言えないが、店に顔を見せてくれる度にいつも1時間以上くっちゃべっていて、彼もかつての親しい後輩や知人によく似ている。つまり、私のこの性格とウマが合うのは、こういった性格の人達なんだと改めて実感した。

さて、その「株屋」のお兄ちゃん、以前「シルバージュエリー」を自分でデザインし販売していたそうで、『今度シルバーリングのサイズの直し方、教えてあげるよ~!』と言ってから早1ヶ月、『いつになるかわからないけど、でも約束は必ず守るから....。』と言っていた通り、夕べ工具一式をダンボールに入れて店に来てくれた。

「シルバージュエリー」は「ストーンジュエリー」と違って、なかなか応用がきかない。特に指輪は、サイズが合わなければそれまでで、だから中途半端なサイズが売れ残ってしまう。その辺のシルバーの泣き所を、かつて取り扱っていただけによく知っており、素人丸出しの私に救いの手を差し伸べてくれた、という訳だ。しかも、ただの好意(彼曰く「おせっかい」)なのだから、ホントにありがたい。

『さて、初心者なので、今日は取り合えず指輪を大きくする、小さくする、だけ覚えましょう。』
サンプルのシルバーリングまで持参してくれて、まずは一連の作業を丁寧に見せてくれた。糸ノコで指輪の一方を切り、少し幅を広げ、そこへ何やら薬を付け、熱したシルバーの破片と、同じく熱した「銀ろう」とやらを載せ、再び熱して合体させる。その後は電動ヤスリで、粗い目のものから細密のものまで順にパーツを取替え、丁寧に丁寧に磨く。非常に地味な作業だが、これらの工程をコツコツ順番にやらないと、仕上がりに大きく差が出る。さらに別の電動ヤスリで磨きをかけ、2号サイズほど幅の広がった、ピッカピカのシルバーリングの完成。独学とは思えないほど、見事な手さばきだった。

『さて、じゃあサイズを縮める方が簡単なんで、そっちをやってみましょう。』
ということで、私の挑戦が始まった。、彼と同じようにまず指輪に切り目を入れ.....あっ、糸ノコが曲がっちゃった!指輪を開き.....あっ、今回は縮めるんだった!電動ヤスリで磨き.....だんだんシルバーが薄くなっていくんですけどぉ~。さらに別の電動ヤスリで磨きをかけ.....あっ、指輪が吹っ飛んだ!..........で、ピカッ、ぐらいのイビツに縮んだリングが完成。

『まっ、最初はこんなもんでしょう。後はやっていって、わからなくなったらいつでも連絡して!』
と名前と電話を交換し、無事終了。私の無様な手つきを横でイライラしながら見ていた夫は、『俺なら絶対良いものが作れる!』と豪語していた。そうでしょうねぇ~、私もそう思う。少なくとも、私よりはうまいでしょう。

Tさん、お世話になりました!何もお返しができないので、一日最低1回は、株が上がるように祈っています。またヨロシクねぇ~!!