昨日、6ヶ月目に入っていた友人のお腹の赤ちゃんが、残念なことにこの世に産まれ出ることなく亡くなってしまった。今朝その連絡を受け、その悲しみの大きさを想像するに難くなく、気の利いた言葉が見つからず「ゆっくり休んでね!」としか言いようがなかった。改めてチビがこの世に生まれ、五体満足であることの奇跡を噛み締めずにはいられない。
そんなことを考えながら店に到着したら、チビの食べかけのパンがビデオカセットの上に置いてあった。しかも真ん中だけ食べる「セレブ食い」。誰も教えていないのに、おいしいところは知っている。あんにゃろぉ~と思いつつ、なんだか妙に嬉しくなった。チビが元気であることに、素直に感謝したい。
あと1時間もすればチビと夫がやって来て、ここもまた賑やかになる。私の途切れた頭の中の糸も、再び繋がることだろう。人生の中できっと何度も何度も途切れ、その度に結び直し、丈夫で太い切れない糸になっていくんだろうなぁ。
友人の途切れた心の糸が、一日も早く繋がりますように。