1ヶ月以上もの間、毎日ラジオから聴かされ続けたクリスマスソングがぱたりと止んだかと思うと、手足も凍える大寒波がやってきて、朝からブルブルしていた。『今日やらずして、いつやるのだ!』と自分を叱咤しながら寒風吹きすさぶ中、朝からハンマー片手に店の入り口に防寒用の「暖簾」を取り付ける作業をした。
凍える手をこすりながらも、2時間程で完成した。冬に中国を旅したことがある人は、たぶんいたる所で見かけただろう。「超市」と呼ばれるスーパーやレストランの入り口などに、決まってぶら下がっているビニル製の暖簾。私はいつも「中国のビロビロ」と呼んでいたが、この暖簾、かなりの優れもので、厚さ5mmほどの重いビニルのシートが、防風防寒に非常に効果がある。
うちの店は、通常は入り口の扉を開けている。なぜなら、入り口を閉めてしまうと中の様子があまりよく見えないせいか、お客さんが気味悪がって(?)なかなか入ってきてくれない。しかし、冬場扉を開け放しておくと暖房が全く効かず、せっかく勇気を振り絞って入ってきてくれたお客さんが凍えかねない。どうしよう、と考えていたところ、ふと、この「ビロビロ」のことを思い出し、早速中国の友人にメールを送って向こうから送ってもらった、と言うわけだ。
その効果の程はと言うと、あったか~い。想像以上の暖かさだ。全てを取り付けた途端、店内は暖房を入れていないにもかかわらず、ほんわ~かとした暖かさになった。うん、うまくいった。
今日でちょうど、鎌倉に来て1年。去年の今頃は、引越し用に借りたレンタトラックを返すために、2度目のアクアラインを目指して湾岸道路を飛ばしていた頃だ。なんせ8時までに返さなければ追加料金となるため、引越し後にお茶を飲む間もなかった。
夫が日本での車の免許がないため、ドライバーは私一人。そのため、前日の夜遅くに自分の車で木更津のレンタカー会社まで行き、トラックを借りて家まで帰り、夜通し夫と二人でトラックに荷物を詰め込み、朝8時頃に出発しアクアラインを使って鎌倉へ。鎌倉についた後は急いで荷物を降ろし、再びレンタカー会社目指して2度目のアクアラインを走破。レンタカー会社で追徴金もなく無事1日分の支払いを済ませた後、自分の車に乗り換えて、その日3度目のアクアラインを使って鎌倉へ。
この日のハプニングを書き始めたら新年が明けてしまいそうなので、とりあえず今日はここまで。なんにせよ、アホな引越し計画に友人の一人が『誰もが思いつくけど、誰もやらないよね!』と言っていたのを思い出す。ホントに事故もなく、無事終わってよかった、よかった。
今日は「鎌倉住民登録1周年記念パーティ」でもやろうかな。
何やろう?.......... 何やろう???