先日台湾からのお客さんが、うちの外に飾ってあったタンカを一目見て気に入り、お買い上げとなった。長いことショーウインドウに飾ってあったため、色あせがあるからともう売るつもりはなかったが、それでもいいからということで格安でお分けする事になった。
いざ支払いとなって、帰国日が近いためあまり日本円が無いので、足りない分はアメリカドルかクレジットカードを使いたいと言う。....... さて、どうしよう。クレジットカードは確実に手数料が取られ、売値以下になるのは間違いない。アメリカドルは今どん底だが、しかしこれ以上下がることはないだろう。クレジットだって入金されるまでに半月以上かかる訳だから、ドルがもう少し高くなるまで換金を待てば、もしかしたら売値より高くなるかもしれない。....... ということで、不足分をアメリカドルで200ドル受け取った。
それからというもの、やはり相場が気になる。たかが200ドル、されど200ドル。売り上げの際には90円で計算したため、ざっと1万8千円。もしこれが150円になれば3万円となる訳で、余剰分はチビちゃんのオムツ代に十分足りる。むふふ~♪♪ なんて皮算用をしていたら、昨日は一時88円だったとニュースで大騒ぎしていた。まぁ、わかっていたが、そうそう甘いものではない。
購入してくれた台湾のお客さんは、まだ20代位の若いお嬢さんだが、タンカが大好きで既に家には文殊菩薩の大きいものを所有しているらしい。チベットから日本経由で台湾に旅立つことになったドルカル(白タラ菩薩)は、台湾のどんなお家のどんな場所に飾られるのだろう?相場も気になるが、こっちはもっと気になる。
新竹米粉!