Jun 5, 2009

気になる気

雨で来客も少ないだろうからと、午前中にチビの予防接種に行って来た。いつも元気で病気知らずのチビのため、予防接種や健康診断以外で医者にかかることはない。しかしこの先のことを考え、未知の鎌倉でかかりつけのお医者さんを決めるために、過去の予防接種や健康診断で3つの医院を訪れ、最終的に今日行った医院に落ち着いた。

そこは年高の女医さんが仕切っている、旧式の医院。最先端技術の大病院は別として、通常の疾患でかかる町医者はこの方がいい。しかも若い先生よりは、年高で何十年もそこでたくさんの患者を診てきた、という方が好きだ。この辺りは結構考えが古く、時代が変わって病気も変わり、医術もどんどん変化してきているだろうが、症状の話しをしている最中にパソコンのカルテに集中している先生よりは、じっくり目を見て耳を傾けてくれる先生の方が安心できる。

チビが1歳になる前に、仕入れの関係で中国の成都を訪れたことがある。渡航前から風邪気味だったが日程を変更できず、ムリを承知で連れて行くとやっぱり滞在先で具合を悪くし、タクシーの運ちゃんが推奨する町医者へ連れて行ってもらった。そこは医院というよりは薬局のようなところで、中年の女性が一応白衣を着ていたが、ベッドと椅子が置いてあるだけの、綺麗ではないが不潔ではない、バラック小屋のようなところだった。しかし次から次へと患者が訪れ、女医と思われるその女性の指示で、横にいるジャージ姿の若い女性がバンバンとおしりに注射をしていく、という盛況(?)ぶりだった。さすがに1歳前で涙目の、ほっぺが真っ赤になって元気がないチビに対しては、よく診て話しを聞いてくれ、丁寧なアドバイスもしてくれて、最後はお決まり(?)のお尻注射をして終わった。

よほど難しい疾患でなければ、親も子もこれで十分である。「病は気から」なら、治すのも「気」から。よく話しを聞いてくれて、よく説明をしてくれて、どっしり構えていてくれればそれでよし。かかりつけ医とは、そんなものだと思う。

注射で大泣きをしたせいか、いつもよりも5時間も早く昼寝をし始めたチビ。痛かったろうに。そう言えば、もう何十年も注射ってしてないなぁ~。
まぁ、したくはないけど...... 。

posted by 天珠/曼荼羅/仏画の通販・販売 チベット専門店【蒙根】