Nov 13, 2008

ちゃん!

やっと太陽がお目見えし、朝から2回の洗濯を終えて店に直行。
やっぱりどんよりとした曇り空よりは、すっきり晴れた青空の方が元気になれる。カナダ帰りの常連さんが、『バンクーバーに移住してきた日本人のほとんどが、年中曇り空の天気に滅入っている。』と話していたのを思い出し、今なら分かる気がすると一人うなずいていた。やっぱりお天道様は偉大だ!

鎌倉の鶴岡八幡宮から海岸に向かって延びている若宮大路を、天気のいい日中に海岸に向かって散歩をすると、最高に気持ちいい!まぁ、現状天気のいい日中に散歩なんぞできないのだが、一度だけチビの検診で市の福祉事務所を訪れたことがあり、初めての場所で地図を見ながら探していると、まさに若宮大路の海岸近くにあり、その日は天気も快晴で、道中のわずかな時間ではあったが、チビとの贅沢な散歩時間を楽しむことが出来た。

随分いい所に住んでいたんだなぁ~、と改めて鎌倉を見直していたところ、夫がいつもよりも少し遅めに店に到着した。何かあったのかと聞くと、チビが二度寝してしまい、起こすのもかわいそうだったため、
『オトウサンガ ベビーカーデ キルノ ミテマシタ。』
『???』
もしや?と思い、新聞のテレビ欄を見ると、やっぱり....... 
「子連れ狼」が朝の10時30分から放映されていた。

いつもベビーカーでチビを連れ出しているせいか、北大路欣也(私は萬屋錦之介世代だが)に自分を重ね合わせていたかどうかは分からないが、少なくとも外国人の父性は刺激されたようだ。

あの若宮大路も、夫とチビとの散歩コースに違いない。数日前にベビーカーが壊れてしまい、買い直そうか、このまま成長を見守るか、ずっと思案していた。シトシトピッチャンされるのもなんか悔しいから、やっぱり買い直すのやめようかな....。

Nov 10, 2008

チョビチョビ

新聞の下段にある雑誌の新刊紹介で、「AERA」の記事を見てギョッ!とした。私がかつてここで書いた、唯一お気に入りの韓国ドラマ「ごめん、愛してる!」の男の主人公、ソ・ジソプが表紙を飾っていたからだ......しかも小汚くなって........。

小汚い話はチョット置いといて、「AERA」の表紙と言えば、(たぶん)それなりに時の人が載ると思うのだが、なんで今この人なんだろう?また韓流ブームでも起きているのかな?なんせ普段あまりテレビを見る時間が無いし、かつての教え子である韓国人留学生も母国に帰ってしまって生の韓国情報も皆無だったので、朝から新聞を見ながらあれこれ思索を巡らしていた。

で、小汚い方の話と言えば、全くの主観だが、私、髭が嫌い!特に、この手のチョビチョビ髭が、鳥肌が立つほど嫌い!一時期(今も?)若い男の子の間でチョビチョビが流行り、都会を歩いているとあっちこっちでチョビチョビしているのを見かけ、鳥肌の休む間もない状態だった。当時勤めていた職場でこの話をしたら、意外とチョビチョビ好きの女の子が多くて、非常に驚いたのを憶えている。

何がイヤなんだろう?と考えた。男も女も色気のある方が好きだが、いわゆる「ちょい悪」オヤジの色気は嫌いだ。なんだか不潔(失礼!)そうな、イヤラシイ感じに見えてしょうがない。だからと言って、清廉潔白、純粋無垢な、さっぱりした感じも味気ない。この辺の微妙なサジ加減が、私の好みを左右する。
まぁ、亭主持ちの私のたわ言など、皆にとってはどうでもいいだろうが........。

「ごめん、愛してる!」の女の主人公、イム・スジョン、かわいかったなぁ~!ソ・ジソプよりこっちの方がいいや。元カノのKちゃん、元気~~?

Nov 8, 2008

男の背中

この写真、店の裏玄関に置いてあった私のブーツと自分の靴を持って来て、どこか連れて行ってくれないかなぁ~と、外を見ながら背中で訴えている図。

泣いて叫ぶのなら『ダメッ!』と怒れるものの、こんな風に背中でせがまれちゃ、『何も言えねぇ.....。』
しょうがないから、チョット近くのスーパーまでお出掛け。

この写真、将来本人に高く売りつけてやろう!!

Nov 7, 2008

イェ~イ!!

最近のチビのお気に入りは、ハイタッチ!!
右手を挙げながら『イェ~イ!』と言ってタッチを求めて来る。
ボーリングに連れて行った覚えはないし、いつ、どこで覚えたんだろう?

パズルがうまく出来ると『イェ~イ!』
お外に行くとなると『イェ~イ!』
おいしいものを食べると『イェ~イ!』
........基本的に彼の喜びのポーズとなっているようだ。

しかし、一つだけ悲しみの『イェ~イ!』がある。

私に『こらっ~!!』と怒鳴られると、物凄く悲しい顔をして泣く。
見る見る大粒の涙が溢れ、鼻水はダラダラ~。
そんな時、彼は最後の力を振り絞って、仲直りの『イェ~イ!』にやって来る。
顔は涙と鼻水でグシャグシャなのに、何とか笑顔を作ってやって来る。
そんないじらしいことをされたら、バカな母親はイチコロさ!

さっきも私に怒鳴られて、真っ赤な顔をして泣きながらハイタッチに来た。
奥でネックレスを作っていた夫が、見ていられなくなってチビを外へ連れ出した。
今度は歓喜のハイタッチ!
.........って、またしてやられたのかな。 ルン♪♪

Nov 5, 2008

ポテトコンボ!

夕べはなかなか寝てくれないチビちゃんの相手をしていたら、自分の寝る時間がすっかり遅くなり、気だるい朝を迎えております。バリバリ仕事をする気にはなれないため、リハビリを兼ねてブログの更新。

昨日の歯医者、原因はかつて「知覚過敏」の回避のため、歯の根元を覆っていたものが1mmほど欠け、そこから冷たい水などが入ってしみていた、というものだった。歯磨きはちゃんとやっていたため、虫歯ではないだろうと思っていたが、一応調べてもらって一安心。でもこの「知覚過敏」対策、歯を削らずに上から歯と同じエナメル質のモノを糊でくっ付けるだけなので、どうしても取れ易く、長くても2~3年がリミットだと言う。

『そう言えば、前通っていた幕張の歯医者さんもそう言ってました。』
と話したら、この鎌倉の歯医者さん、かつて幕張本郷に住んでいたため、幕張をご存知とのこと。

『どこの歯医者さん?』
『海浜幕張の映画館の下の.....』
『あぁ、路上に面した?』
『そう、そう!』

などと、しばし幕張談義。懐かしい~!

あの映画館にはよく行ったなぁ~。
「COSTCO」や「カルフール」など、まだ出来て間もない頃の常連で、気が付いたらあの辺り一帯にいろんなお店が建ち並んでいた。「カルフール」は出来た当初、輸入食材などが豊富で面白かったが、その後業績低迷で「AEON」が経営するようになると、すっかり庶民的なスーパーになり、それと共に全く行かなくなった。だって、何も幕張まで来て「TOPVALU」を買う必要は無いからね。

鎌倉からさほど遠くない「金沢八景」に「COSTCO」があるらしいが、時間が取れないため行ったことがない。そうこうしている内に、メンバーの期限が切れてしまった。これでまた足が遠のきそうだ。

「COSTCO」のディナーロール、食べたいなぁ~!

Nov 4, 2008

虫歯建設株式会社

歯が痛くなって、歯医者に行くことになった。
冷たいものがしみるなぁ~、熱いものまでしみるようになってきたよぉ~、なんだか夜ジンジンと痛む......。ということで、痛み出してから早1ヶ月、連休明けの今日なら店も暇だろうと、ようやく行くことを決断した。いざ行くと言っても、ここ鎌倉で歯医者にかかるのは初めて。鎌倉は病院や歯科医院は溢れているため、その中から選ぶのも一仕事である。そうなると、どうしてもネットに頼らざるを得ない。ネットの口コミ情報は、これまでの経験であまり当てにならないことは知っているが、鎌倉の歯科医院に関して無知の状態なので、やはりネットの情報源は重要だ。
私にとって良い歯科医院の位置付けは、まず最新設備であること。歯科医はもちろん歯のお医者さんだが、私は技術者だと思っている。技術者は本人の才能はもちろんだが、それを手助けする最新機器も欠かせない。そして治療方法もどんどん新しくなってきているため、勉強を怠らない研究熱心な先生が理想だ。

鎌倉に来る前に住んでいた千葉で当時通っていた歯科医院は、場所が気に入ったため開業前の工事中に予約を入れ、その後先生が気に入って、以来ず~っとお世話になっていた。もともと歯は丈夫で虫歯があったわけではないが、強く磨き過ぎのいわゆる「知覚過敏」というヤツで、歯茎がどんどん下がり、神経部分が外に現れて過敏になっていたらしい。で、その部分を小さな義歯で覆い、謎の光を当てて神経を鈍らせ、後は半年に1回ほど歯を綺麗にしてもらったりしていた。鎌倉に来てからすっかりご無沙汰で、お別れの挨拶ができなかったことが今でも悔やまれる。

歯と言えば、うちの母親の自慢の種だった。
小学校のときに「歯科優良児」に選ばれたのが唯一(?)の勲章だったらしく、50歳過ぎた頃でも『お母さん「歯科優良児」だったから....。』と話題に上り、『今いくつよ!?』と突っ込みを入れたものだった。そんな母親だったため、小さい頃から歯磨きにはうるさく、おかげで磨き過ぎてこの様よ!何事もホドホドがいいようだ。
さて、草原で育った夫は、案の定歯には無頓着である。歯ブラシを持ってチビを追っかけ回している私を見て、『まだ早い!』とチビの味方に付く。私に隠れてこっそりコーラを飲ませたり、ミルクに砂糖をたっぷり入れたりと、いつだってチビのご機嫌取り。『成人してから困るのはこの子なんだから!』といくら注意しても、チビの笑顔見たさに繰り返す。全くもぉ~!!
『でも、そう言いながらお前は歯が痛いんだろう?』と言われてしまった。
そうだった。忘れていた。なんかまたシクシクしてきた。撃沈.....。

Nov 2, 2008

持つべきものは.....!

私が仲良くなる人というのは、ところ変わっても皆性格が同じようで、最近店によく来てくっちゃべってる女の子は、高校時代やサラリーマン時代の仲のいい後輩によく似ているし、『株が上がったら「仏画」を買うよ!』と言っていたお兄ちゃんは、株は上がるどころか急降下なので、さすがに『仏画はまだ?』とは言えないが、店に顔を見せてくれる度にいつも1時間以上くっちゃべっていて、彼もかつての親しい後輩や知人によく似ている。つまり、私のこの性格とウマが合うのは、こういった性格の人達なんだと改めて実感した。

さて、その「株屋」のお兄ちゃん、以前「シルバージュエリー」を自分でデザインし販売していたそうで、『今度シルバーリングのサイズの直し方、教えてあげるよ~!』と言ってから早1ヶ月、『いつになるかわからないけど、でも約束は必ず守るから....。』と言っていた通り、夕べ工具一式をダンボールに入れて店に来てくれた。

「シルバージュエリー」は「ストーンジュエリー」と違って、なかなか応用がきかない。特に指輪は、サイズが合わなければそれまでで、だから中途半端なサイズが売れ残ってしまう。その辺のシルバーの泣き所を、かつて取り扱っていただけによく知っており、素人丸出しの私に救いの手を差し伸べてくれた、という訳だ。しかも、ただの好意(彼曰く「おせっかい」)なのだから、ホントにありがたい。

『さて、初心者なので、今日は取り合えず指輪を大きくする、小さくする、だけ覚えましょう。』
サンプルのシルバーリングまで持参してくれて、まずは一連の作業を丁寧に見せてくれた。糸ノコで指輪の一方を切り、少し幅を広げ、そこへ何やら薬を付け、熱したシルバーの破片と、同じく熱した「銀ろう」とやらを載せ、再び熱して合体させる。その後は電動ヤスリで、粗い目のものから細密のものまで順にパーツを取替え、丁寧に丁寧に磨く。非常に地味な作業だが、これらの工程をコツコツ順番にやらないと、仕上がりに大きく差が出る。さらに別の電動ヤスリで磨きをかけ、2号サイズほど幅の広がった、ピッカピカのシルバーリングの完成。独学とは思えないほど、見事な手さばきだった。

『さて、じゃあサイズを縮める方が簡単なんで、そっちをやってみましょう。』
ということで、私の挑戦が始まった。、彼と同じようにまず指輪に切り目を入れ.....あっ、糸ノコが曲がっちゃった!指輪を開き.....あっ、今回は縮めるんだった!電動ヤスリで磨き.....だんだんシルバーが薄くなっていくんですけどぉ~。さらに別の電動ヤスリで磨きをかけ.....あっ、指輪が吹っ飛んだ!..........で、ピカッ、ぐらいのイビツに縮んだリングが完成。

『まっ、最初はこんなもんでしょう。後はやっていって、わからなくなったらいつでも連絡して!』
と名前と電話を交換し、無事終了。私の無様な手つきを横でイライラしながら見ていた夫は、『俺なら絶対良いものが作れる!』と豪語していた。そうでしょうねぇ~、私もそう思う。少なくとも、私よりはうまいでしょう。

Tさん、お世話になりました!何もお返しができないので、一日最低1回は、株が上がるように祈っています。またヨロシクねぇ~!!