以前韓国人留学生に日本語を教えていた時、生徒が貸してくれた韓国映画で、正しい題名は忘れたが「晴れた日には傘を差して」というのがあった。映画の内容そのものはそんなにおもしろくなかったのだが、ヒロインが晴れた日に、傘を乾かすためだけに差す、という行為に大いに共感していた。最近は晴雨兼用の傘も多く、晴れた日にいかにも雨用な傘を差していても、それほど違和感は無いが、当時はまだ珍しい光景だった。今、私が常備している折り畳み傘は晴雨兼用だが、雨の日よりも専ら雨の後の晴れの日に使用されている。理由はもちろん、ヒロインと同じ。
今朝になっても雨は土砂降りで、風も強かったため、骨組みのしっかりしたジャンプ傘で店に向かった。夕べ使った折り畳み傘が、玄関で濡れたままグッタリしていたため、ビニル袋に入れて店まで持参し、今、奥の部屋で広げて乾かしている。チビが店に到着する前に早く乾かして、鞄に入れておかなければ命が無い。
そう言えば私、昔からよく「雨女」って言われていたっけ。
濡れて歩くのは、宿命かもしれない。
シトシトピッチャン~♪♪
posted by 天珠/曼荼羅/仏画の通販・販売 チベット専門店【蒙根】