昨日、以前勤めていた職場の先輩から、チビ宛に本が届いた。いつもチビの成長に合わせ、素敵な本を見つけては送って下さる。今回は「21世紀幼稚園百科」。4月からの保育園通いに合わせて下さったようで、学校の行事から世の中の生き物、乗り物、食べ物など、子供が興味を抱きそうなことについて解説がしてある、子供版「百科事典」だ。「自分がもう一度子供を育て直すことができたらこんな本を見せたらいいかな、というより自分が子供からやり直せたら読みたかったかな」という思いで選んで下さったそうで、子供のみならず大人の私が見ていてもおもしろい。いつもいつも、本当にありがとうございます。
百科事典といえば、子供の頃名古屋の実家に「世界大百科事典」なるものがあった。小さい身体で1冊3kgはありそうな重たい本を両手で抱え、ワクワクしながらページを開いたことを思い出す。初めは写真付きのところばかり見ていたが、成長と共に文章も理解できるようになり、1ページ毎に繰り広げられる未知の世界に胸を躍らせていた。今ではすっかり情報も古くなって、重いばかりの無用の長物となっているだろうが、もしまだ捨てられていないのならば、是非鎌倉に持って来たい。...... まぁ、夫は嫌がるだろうけど。
インターネットは現代の「世界大大大百科事典」だ。知りたい言葉を入力するだけで、世界中から詳細で最新の情報が瞬時にして手に入る。アナログ派の私でさえ、ネットを始めたばかりの頃は、その便利さと情報の豊富さに時が経つのを忘れて没頭した。今でも分からないことや知りたいことがあると、とりあえずネットで調べる。しかしそれは、ただ最新の、大体の情報を入手したいだけで、興味が沸いてもっと知りたくなると、次は本を買う。それでも飽き足らなければ、可能な限りそこへ飛んで行く。今では店と子供を抱え、以前よりもフットワークは鈍くなったが、やはり「一見」に勝るものは無い。
チビはまだ、大好きな電車のページで騒いでいるだけなので、とりあえず鎌倉駅で事足りるだろう。
恐竜に興味を持ち始めたらどうしようか?
行っちゃう?...... ってどこへ??
posted by 天珠/曼荼羅/仏画の通販・販売 チベット専門店【蒙根】