Dec 14, 2009

草原女と夢ガール

最近巷では「森ガール」というスタイルが流行っている、と先日テレビのニュースで知った。「森ガール」とは簡単に言えば「森に居そうな女の子」。服装はフワフワとしていて、カメラを片手に散歩をし、彼氏は草食系、というのが定義らしい。私はと言えば、服装はサッパリとしていて、カメラは嫌いだし、夫はどう見ても肉食系。なんだか「森ガール」の真逆だな、とテレビを見ていて思った。まぁ、生まれてこのかた、「君は森に居そうだね!」と言われたことはただの一度も無いが、モンゴルを旅した後『草原で馬に乗ってきたよ!』と話した時、全ての友人知人が「似合う~!」と言ったので、たぶんそっち系だろう。

近々知り合いの店で、今年の4月から働き始めたばかりの女の子が、辞めて故郷へ帰る。高校を出てすぐに鎌倉に来て、初めての社会人経験で、身も心も疲れきってしまい、志半ばでの帰郷となる。外野からは双方に問題があるように見えたが、今の状況では彼女は帰るしか選択肢がなかった。休みの日にたまにうちの店に来て、一緒にお茶を飲んで話しをするなど、可愛い妹のような存在だったので、いなくなるのはとても寂しい。不器用な生き方は私とよく似ているが、大きな違いは、精神的にも肉体的にも、私はタフだということ。どんな逆境にもへこたれず、ポジティブにひたすら前へ進めることで、自分で自分を救ってきた。まだ彼女は19歳、これからの人生でいろいろな困難にぶつかるだろうが、ひたすら前を向いて歩いて欲しいと思う。

彼女がよく口にした『大事な人を犠牲にしてまで、仕事を優先したくない。』という言葉が、なんだかあまりに懐かしくて、子供だな~、と思いつつも、そんな夢見る夢子ちゃんが可愛らしかった。私自身、勤めを辞めて店を開いた理由の一つが、家族と一緒に居たかったからだもの。傷ついた夢子が、その傷口を自分で癒せるようになれることを、タフな草原女は祈るばかりである。

人生は、楽しんだ者勝ちだよ!
楽しめ、夢子!!

posted by 天珠/曼荼羅/仏画の通販・販売 チベット専門店【蒙根】