Sep 10, 2010

活きる


今朝は寒くて目が覚めた。
いつの間にかそんな季節になっていたんだなと、走り続けるばかりの毎日で、たまにはゆっくり歩かなければと思い知らされた。

人間はいつかは死ななければならない。その限られた時間を如何にして生きるかは、全て自分次第だ。境遇がどうの、親がどうのは逃げ口上。どんな人生を送るかは、全て自分の努力次第だ。

夕べ来ていただいたお客様、医師から余命半年を宣告されたほどの大病を患っていらした。見た目はガッチリとした体型で、話を聞くまでそんなことを微塵も感じさせなく、溌剌とされていた。残された時間を、普通の人が楽しむ分だけ凝縮して生きる、と話されていた。

自分の努力ではどうにもならない運命がある。逃げ出してしまいたい現実もある。でも、そこでどう踏ん張るか、どう生き抜くかで、笑って死ねるかどうかが決まるのだろう。今、私が余命を宣告されたら、可愛い子供と、訳の分からない外国人の夫を残し、心配で死ぬに死ねないだろう。そんな無念の思いで亡くなられた方が、地球上でこれまでにどれほどいたことだろうか?

以前勤めていた頃、仕事に追われ、自分の時間が持てずに嘆いていた後輩に、『やりたいことがあるのなら、早くやらないと死んじゃうよ!』とよく話していた。職場を辞める時の送別会で、その後輩から最も印象に残った言葉だと言われた。実際にこの言葉は、私の人生訓でもある。長さは人それぞれだが、人生は限られている。だから愚痴や不平を言っている暇があったら、やってしまえ!と言うのが私の考えだ。

やらなければならないことが山積みで、秋の紅葉を見ながらのんびり鎌倉散策をするのは、まだまだ先になりそうだ。次にあのお客様と会う時、私がどんな時間を過ごしていたかを楽しく話せるよう、限りある運命を、大切に生きたいと思う夕暮れだった。

頑張ろうね!!

posted by 天珠/曼荼羅/仏画の通販・販売 チベット専門店【蒙根】