Jan 1, 2015

ロサ タシデレ


明けまして、おめでとうございます。

旧年中はありがとうございました。
本年も皆様にとって素敵な一年になりますよう、
心より祈念いたします。


鎌倉は霰(あられ)から雪に変わり、今は雨です。
雪になった途端外に出て、子犬のようにコロコロ走り回り、
ズボンから下の全てをびしょびしょにして戻ってきたチビが、
何だかいじらしい新年の幕開けです。

楽しい一年にしたいですね・・・!

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Apr 30, 2014

メーデー、メーデー、メーデー!!


気が付けば桜の季節はとうに過ぎていて、GWなかびの、降水確率90%の、静かな月末の一日である。

銀行回りや各種支払いを終えて一息ついた頃、子供が学校から帰ってきた。やれやれ、これでまたうるさくなるなぁ~と思っていると、

「○○の家へ行ってくるね! どうせ俺がいると『もぉ~うるさくて仕事に集中できな~い!!』とか言うんでしょ?いない方がいいんでしょ?」・・・・・だって。

すっかり心を見透かされてしまった。恐るべし、小学2年生。

偶然空いた貴重な時間はなかなか生かせないもので、伝票の整理をしながらHPの更新をし、更にはブログも仕上げて・・・と佳境に入ってきたところで隣の店の奥様がいらして、四方山話に花が咲き、更には子供も帰ってきて、遂にめでたしめでたし。私の時間はどこへやら・・・。

明日はメーデー、「労働者の日」。
夫から賃上げや有休を要求されないよう、明日のことは黙っておこう。

経営者のママにも自由を!!

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Feb 26, 2014

なに、なに?


ようやく町の隅々で黒く山になっていた雪が残り少なくなり、厚手の上着からも解放された。暖かな春の日差しを受けながら、子供の授業参観までの中途半端に余った時間でブログを書いている。

春は出会いと別れの季節、今私の身の回りで様々な別れが繰り広げられ、少し寂しい思いをしている。店を閉める人、仕事を辞める人、転職する人、入学する人、母国へ帰る人・・・それぞれの理由で様々な門出を迎えている。

どちらかと言えば、私はいつも旅立つ方の人間だった。見送るよりは、見送られる方が断然多かった。旅先でも、日常の生活でも、いつも何か新しいことに向かって、一歩足を踏み出していた。だからこれほどまでに多くの人々を見送ることは、私の中ではとても珍しい。

これからの人生、仕事や子供の学校の為に、気紛れに旅立つことは難しくなり、そうこうしている内に年を取ってしまうのだろうか?
う~ん、それはイヤだなぁ~。

日本人と結婚して日本で仕事をし退職、失業保険を受けながら求職活動していたがうまくいかず、一度帰国しいつか必ずまた日本で仕事をする!と約束した真面目なオーストラリア人、日本で会社を作ろうと頑張っていたがビザの関係で帰国を余儀なくされ、ビザを再取得できた折には正式に会社を作ると言っていたやんちゃなペルー人、日本で介護の資格を取得し、ブラジルに戻ってヘルパーの先生をするのが夢の、65歳の素敵な日系ブラジル人女性・・・等々、皆元気で頑張っている。

人間守りに徹してしまったら面白くない、死ぬまでチャレンジし続けなければ、人生何だかもったいない。だから今は、子供を元気に育て上げることに挑戦している。そしてそれが一段落したら、その間に蓄えた何かを元に、何かに挑んでみたいと思う。

何を何するかは、その時までお楽しみに・・・・・♪

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Jan 3, 2014

3日目ですが


新年 明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈りいたします。

新春一番にブログをアップする予定でしたが、BloggerをIEで開くとエラーになり、いろいろ試した結果Chromeでのみ正常に作動することが判明し、ようやく今年第一号をアップすることができました。

ちなみに画像は今年の干支である「馬」の神様、「馬頭明王」です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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Nov 2, 2013

大人の事情


秋の気配を感じる間もなく冬の足音が聞こえてきそうな今日この頃、私の唯一の一人時間である休日の早朝5時は、パジャマだけでは寒くて居られず、フリースとぬくぬくの靴下を身に着け、更にホットカルピスを伴っての読書となった。

11月は私の誕生月である。
その為メールを開くと、メンバー登録してある通販サイトやクレジットカードの会社から、続々と特典ポイントや壁紙付きのお祝いメールが送られてくる。毎度毎度のことで削除の処理に少々うんざりだが、数年前のあるサイトからの壁紙はチョット趣向が凝らされていて、珍しくPCのフォルダーに保存した。

それは私が生まれた年の、生まれた月の富士山の画像だった。名古屋生まれの私が生まれたその時に富士山を見たとは思えないが、芝や木々の様子、更に空気感などが昭和のあの頃を思い出させ、郷愁に満ちていた。世界遺産になってもほとんど興奮せず、修学旅行で裾野の方をチョロチョロしただけの想い出の薄い富士山で、しかも皆が好んで描く青のイメージではないが、何となく気に入って今でも保存してある。

最近子供に付き合って昭和の時代のゴレンジャーを見ていたせいか、それとも歳のせいか、子供の頃を懐かしく思い出す。穢れのない純粋な瞳で見つめられながら問われる質問に、既に穢れてしまった心で受け止めてたじたじとしている自分が、滑稽で笑ってしまうこともしばしばだ。この富士山が輝いていた頃の自分はどんなだったのかなぁ、とかね。

あと2日、連休が残っている。休みの日の方が早起きなのは、今も子供の頃と同じだ。もしかしたら大人になったと思っているのは自分だけで、まだまだ心も身体も子供なのかもしれない。

えっ? 明日駅伝のせいでキョウリュウジャーのテレビやらないって? 
ガゴーン・・・・・・・。

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Aug 31, 2013

永遠のヒーローたち


夏休みもそろそろ終わりを迎え、店で邪魔者扱いされて退屈をしていた子供は、友達と会える9月2日の始業式を毎日指折り数え、親の気も知らず登校を心待ちにしている。そんな子供にとって、この夏の唯一であって最高のイベントは、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のショーを後楽園遊園地へ観に行ったことだ。私の休みが取れそうな日が確定したところで、ネットで急いでショーの情報を検索し、偶然一席空いていた一番前のど真ん中の席にまず予約を入れ、これまた偶然一席空いていた、ちょうど子供の斜め後ろの場所に私の席を確保し、約1ヶ月の果てしない日々を待ち続けてその日を迎えた。文字通り「がぶりつき」の席で少々戸惑いながらキョウリュウジャーにがぶりつき、キョウリュウレッドに握手までしてもらい、夢見心地の30分だったようだ。

戦隊モノと言えば、その初代であり歴代最高(私見です)の『秘密戦隊ゴレンジャー』を語らないわけにはいかない。それまでヒーローは一人が基本だったため、5人グループのヒーローが現れた時は衝撃的で、毎週食い入るようにテレビを観ていた。大好きだった『仮面ライダーV3』のアオレンジャーを筆頭に、憧れのモモレンジャー、渋くて頼れるアカレンジャー、お調子者のキレンジャー、頼りないミドレンジャーと、それぞれの個性が生かされ、毎度毎度見どころ満載の30分だった。

うん十年ぶりに『ゴレンジャー』に会いたくなった私は、ショーを観てからますます『キョウリュウジャー』の虜になった子供を利用し、レンタルショップで『ゴレンジャー』のDVDを借りて一緒に観た。空を飛ぶシーンが明らかに人形だったり、壊される家は発泡スチロールだったりと、今どきのCGのクオリティーとは比べ物にならないほど低レベルだが、それでもヒーロー達は相変わらずカッコ良くて、色褪せない輝きがあった。そして、所々映し出される街の風景や女性の姿に、同じようなファッションでおしゃれをした母と一緒に買い物をする幼い頃の自分を思い出し、少し胸がきゅんとした。

今ほどハイテクではなかったが、良い時代だったと思う。夏休みは朝から晩まで汗を流して外で遊び、夕暮れにはお豆腐屋のラッパの音と共に、赤く染まった夕焼け空が果てしなく広がっていて、籐で編んだ買い物籠を持つ母と近くのスーパーへ買い物に行き、そこでお総菜屋の味見にありつけるのが最高のラッキーだった。

今はそんな思い出のスーパーはたぶんもう無くて、母もすでに他界し、キレンジャーは番組終了後間もなく、キレンジャーのイメージを払拭できず、役者人生に限界を感じて(?)自ら命を絶った。それでも、あの頃彼らから貰った勇気や希望は、私の心に深く刻み込まれている。3年程前の何かのインタビューで、アオレンジャーこと宮内洋さんが「ヒーロー番組は子供たちの教育番組だ!」と話されていた。その番組に教育された元子供は、モモレンジャーのようにカッコ良くはないけれど、結構強い女になれた。半分だけど、まぁ、十分である。

あの頃に戻ることはできないが、あの時代を生きられたことを幸せに思う。
そして自分の子供が今、この時代を生きることに喜びを得られるよう努力することが、親の、大人の役目なのかもしれない。

キレンジャー、あなたはどうしたかったのかな........?
バンバラバンバンバン~♪♪

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May 5, 2013

願望は想像を超える ・・・ by 老母

 
 
5月3日の金曜日、閉店後にぎりぎりレイトショーで『アイアンマン3』が見られることがわかり、急遽シートを予約して近くのショッピングモールまで観に行った。ゴールデンウィーク中の唯一のビッグイベントになるだろうこの夜は、母子共々大興奮の大満足で、二日経った今日もまだトニーの余韻に浸っている。
 
とりわけ子供はすっかり「アイアンマン」になってしまい、ダンボールでお面や胸のアーク・リアクター、手のひらのリバルサーまで作り、現在ボディに取り組んでいる。本物の迫力にはかなわないが、その熱中ぶりはなかなかのもので、トニーのような天才発明家は無理としても、天才なりきり家としては十分いけそうな勢いだ。

ゴールデウィークは学校が休みになり、更に近所のお友達も遠出してしまったため、一緒に遊ぶことが出来ない。店で一日中軟禁状態の子供は、毎日退屈で仕方がなく、それでも文句を言わないところはいじらしい。だからなるべく店を閉めた夜に出掛けるようにしているのだが、場所は限られており、子供のテンションも今一つ盛り上がらない。しかし今回は大好きなヒーローの映画鑑賞だったため、観ている間はもちろんのこと、その後も興奮のまま想像の幅が広がり、店に戻ってからの工作にも気合が入る。『想像は知識に勝る』と唱えていたのは確かアインシュタイン。『想像力は世界を包み込む』・・・なるほど、お陰で子供は今日一日、店で静かに創作に明け暮れている。
 
さて、ボディもだいぶ出来上がってきて、前身と後身を繋ぎ合わせる作業に取り掛かり始めていた。ロバート・ダウニー・Jrのトニーの方が断然好みだが、このダンボールアイアンマンもキュートで良い。後40年ぐらいして男の渋さが出てきた頃に、是非会いたいものである。
 
その時はすっかり年老いて小さくなった母を、是非お姫様抱っこして守ってね~♪